ジムニーのボンネット、最近再びキコキコ鳴り始めたため対策をしてみました。

キコキコ鳴り始めた．．．というのは、ちょっとした段差をゆっくり通過した時など、どこからともなくキコキコと音を立てる現象のことで、これまで原因解明と対策を繰り返してきたわけですが、前回ドア用サイレントシールなるものを貼り付けてからはしばらく静かになったのでもう完治したと考えていました。しかし気温の上昇とともに状況は変わり．．．。

今回の対策は、前回サイレントシールを貼り付けた図の黄色矢印箇所とは別に、赤い矢印箇所にもボンネットのゴム足を受ける部分があるためそちらへもシールを貼り付けてみます。前回一気に施行してしまえばよかったのですが如何せん赤矢印箇所の存在に気づいたのが施工後だったため、時期を分けて2度目の対策というわけです。

ボンネットの裏側を見ても赤矢印箇所にはしっかりとゴム足が存在し、いかにもエンジンルームの金属フレームと擦れ合いそうな雰囲気が伺えます。勿論それ用に設計されているものなので機能的には何ら問題ないのですが、ツルツルの金属面にゴムが当たって揺さぶられると、ちょうどガラスを濡雑巾で拭いたときのようにキュッキュと音が出るのでしょうね。

対策用に用いるのがこちらのサイレントドアシール。厚さ0.4mmのポリエチレン製で結構硬いです。家具の足に貼り付けて滑りを良くするシールのような感じ。

これを貼る事で走行中にボンネットが揺れてゴム足が金属フレームと擦れても滑りの良いこのシールが挟まっていればキコキコ音が発生しないという計算。ボンネットをガッチリ固定して振動を抑えるのではなく、どうせ動くものならその前提で動きを逃してやる．．．という発想ですね。

貼り付けてみたのは良いですが、ゴム足を受ける金属フレーム部分はこのシールの直径より数ミリ小さかったためシールのエッジが少し浮いてしまっています。それでも一旦貼り付けたものを剥がすのは粘着強度が弱まりますからここはグッと我慢してこのままボンネットを閉じました。上からゴム足で常に押さえつけられているので剥がれることはないと思います。今思えばゴム足の頭にこれを貼れば良かったのでは？とも。

これを貼り付けてからまだ車に乗っていないので効果の程は分かりませんが、前回対策した際に劇的に静かになりましたから恐らく今回もそれなりの結果が得られるのでは？と考えています。