Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

BENROにはいつもワクワクさせられます

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All Photo by inos

BENROと聞いて「ああ、最近面白い製品を出している三脚メーカーね」とすぐに理解する人はなかなかのカメラオタクかもしれませんね。

有名三脚メーカーと言えば、国産メーカーならSLIKやVelbonが思い浮かぶでしょうし、海外ブランドで言えば泣く子も黙るGitzoやRRS、老舗を名乗るならManfrottoやHUSKYあたりでしょうか。そこへ近年中国メーカーがどどっと押し寄せてきていて、ここ数年注目を集めるLeofotoをはじめ、SIRUI、SUNWAYFOTO、Fotopro、INNOREL、Ulanziあたりが一気に勢力を伸ばしています。

そんな中国三脚メーカーの一つであり、競合他社とは異なる切り口で独創的な製品を作っているメーカーがBENROです。何を隠そうこの私もメインで使用している三脚はBENRO製です。

前置きが長くなりましたが今日紹介したいのはそのBENROの最新モデルであるTHETA。この三脚1番の特徴は何といってもAuto Leveling機構を搭載している点。

言葉で説明するより上の動画を見てもらうのが手っ取り早いですが、撮影現場で三脚を設置し地面が水平でなかったとしても自動で足が伸縮し水平出しをしてくれるという優れもの。三脚を大雑把に設置したとしても内蔵ジャイロセンサーにより水平でない事を検出すると伸縮用モーターが駆動して3本の足の長さを自動調節してくれるのですから驚きます。

私のように三脚は屋内使用ばかりであれば水平出しってそれほど大変な作業ではないのですが、大自然のフィールドをあちこち歩き回って撮影するネイチャーフォトグラファーにとっては最高に便利な機能ですよね。撮影スポットに到着したら適当に三脚を立てれば自動で足の長さを調節してくれて水平が出るのですから...。あとはその精度がどの程度信頼できるものか?という問題はありますが。

BENROってこのほかにも赤道儀付きの雲台とか、ビデオ雲台を兼ねたスチル用自由雲台とか、床と壁でばんざいするようにバランスを取る三脚とか、面白いものを次々リリースしています。実用性とか購入に至るかは別にして、見ているだけでも面白いメーカーです。

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