Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

JAPAN MOBILITY SHOW 2023(11)

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All Photo by inos

ジャパンモビリティショーにはキャンピンングカー展示エリアもホールを分けて存在しておりました。

確か4年前は数台のキャンピングカーが屋外サイトに並んでいた記憶がありますが今回はアウトドアブームに乗ってか規模を拡大した感じですね。

私目線で見る現実的なサイズのキャンピングカーといえば、普段使いの両立も兼ねてタウンエースクラス。最近ではこうした一見キャンピングカーに見えないキャンピングカーをステルスキャンピングカーと呼ぶらしいですが、そういうステレオタイプな見方はさておき、日常的なお買い物にも行けるサイズってこれくらいがちょうど良いなと。

場内で初めに目についたこちらのタウンエース、車内のラグジュアリー感を優先しているせいかお値段ちょっとお高めの500万円コース。

近年「あの」ポップで可愛いタウンエースキャンピングカーが大ヒットとあってか、ハイエースクラスでもこうしたパステルカラー方向の明るめなキャンピングカーが登場してきていますね。

キャンピングカーって昔はアメリカントレーラーを思わせるようなキャビン系スタイルか、バンをベースとした場合はハイルーフスタイルで二分されていた印象ですが、近年のアウトドアブームは正面ドストライクのキャンパーの方向性より、お洒落にキャンプ気分を味わいたい人が増えていますから、こうしたスタイルに人気が集中するのは必然かもしれません。

そんなお気楽キャンパーに大人気の「あの」タウンエース、今回も会場内に展示されておりました。キャンパーアルトピアーノ。いつになく控えめな展示の理由はメーカーブースではなく代理店のブースだったから。

このタウンエース何が良いって、車内スペースを無駄に潰さない最低限のシートアレンジと、4色から選べるポップなボディカラー、そして200万円台から購入出来るお求めやすさ。

以前足を運んだキャンピングカーショーではその場で6名が購入のため契約していましたし、これまで街で走っている姿も10回くらいは見かけましたね。

商用車ベースですから乗り心地の保証はありませんが大変魅力的だと今も感じています。

そんなタウンエースを横目で見送り会場を後にしようと思ったところ、デザイン的に何やら似た車が展示されているじゃないですか?

先ほどのタウンエースの弟バージョンとなるキャンパーアルトピアーノミニだそうな。タウンエース版が大ヒットしたので軽自動車版も作っちゃいました!そんなところでしょう。ベース車はトヨタのピクシスバン(ダイハツハイゼットカーゴのOEM)。

この車も基本思想はタウンエース同様、無駄に贅沢装備を積むことなくシートアレンジ重視の快適車中泊仕様。

いやこれで良いんですよ。結局車の中で暮らすわけではないし、料理をすると言ってもキャンピングカーの中で本格的なものを作るわけじゃない。だとしたら快適に寝られるスペースと、ちょっと休憩するのにテーブルとソファがあれば、宿泊予約無しにお出かけが出来る!これがキャンピングカーの醍醐味でしょう。

ベッド展開して寝る時に一番大事なのはシートがフルフラットになるか?全部がリクライニングするという事ではなくてバケットシートのような凹凸がなく平らかどうか?そしてその時、寝具以外の荷物を逃すスペースがあるか? 床下収納が確保されている場合、天井高は十分か?

これがキャンピングカーに求められる最低限の条件であり、これらの車はそのちょうど良いところで設計されている。欲しくなりますねぇ。

しかし、こちらの軽自動車タイプも200万円台、先ほどのタウンエースタイプでも200万円台。じゃあタウンエースの方が車内が広くて良いね!ってなりますよね。悩ましいのはタウンエースの場合、商用車扱い(4ナンバー)なので毎年車検があるんですよね。

まあ考えるだけならタダです。

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