Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

HandMade In Japan Fes 2024.冬(4)

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All Photo by inos

こちら今回のイベントでかなり印象に残ったFUTAMONO-YAさんブース。

陶芸家アーティストの方が下半分の器を製作し、木工アーティストの方が器に合わせて蓋を作る、つまるところ二人のアーティストの合作により生まれた作品の数々。

陶芸作品ですから全ては一点もの。ということはそれに合わせて作られている蓋もまた同様。既製品の器に合わせるなら蓋の形状は1つサンプルを作って量産も出来るでしょうが、これらは全て形状が異なるわけですから蓋のフィッティングには骨が折れるでしょう。

聞けば機械工作ではなく全て手作業で削り出しているんだとか...。

私が一番気に入ったのは左奥の白く一番大きな蕾。アイボリーカラーと形状がなんともバランスが良く、蓋に繋がるラインの美しさがピカイチです。

木目がしっかり生かされたデザインである事は誰の目にも明らかで、取手の位置を中心に木目が伸びているためラインが自然に見えるんでしょうね。

ただびっくりするようなお値段ですのでおいそれと手を出すわけにもいかず...。

実にさまざまな器が展示されていました。これくらい小さなものであればそこまで高額ではないと思いますが、流石に小さすぎて梅干しくらいしか入らないかなぁという感じ。

どちらかというと食べ物を入れるのではなく飾って楽しむものでしょうかね。

同じ木工細工でもこちらは動物を中心としたマスコットを全て木から削り出して作っている作家さん。

削り出しで整形するだけでも結構大変な作業だと思いますが、一つひとつ丁寧にカラーリングされているのでかなり手間は掛かっているのだと思います。

一眼と二眼カメラをモチーフにした作品もありました。これくらいであれば私でも作れそうな感じ。何に使うか?と言われたら飾っておく他ありませんが、置いておくだけでも可愛くて良さそうです。

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