Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

HandMade In Japan Fes 2024.冬(3)

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All Photo by inos

FishCatさんブースは今回も大変魅力的な商品を沢山展示しておりました。こちらのブースはいつも壁に沢山のおしゃれな時計が掛けられているので場内でもすぐに見つける事が出来ますし、遠くから順に各ブースを見ていてもだんだんFishCatさんブースが近づいてくるのが楽しみだったりします。

FishCatさんは見てお分かりの通り、木の温もりを大切にする手作りインテリア雑貨を中心としたブースを構えています。

当ブログをご覧の方はこちらに見覚えのある方もいらっしゃるはず。以前私も購入させていただいた一輪挿しです。

いつ見ても惚れ惚れするくらい美しい曲線。そしてこのサイズ感がなんとも丁度よく物欲をそそるのです。これを制作するのはかなり神経を使うはずなんですよね。この滑らかな曲線を形成するだけでも大変だと思いますが、特に上下異なる素材で作られているものはその接合面を綺麗に繋げるのが難しいはずで...。

私が数年前に購入した当時のものは、この接合部にデザイン的に僅かな段差が作られていてその製作はさぞ難しいだろうと思っていたところ、今年のものは段差を無くしそこに細い溝が作られていました。う〜んこれはこれで難しそうな。

全ての作品は様々な種類の木の特徴を活かした木目が美しいデザインとなっていて好みの分かれるところだと思いますが、今回は私の好きなトチや楓のような柄が少なく購入には至りませんでした。しかし今写真を見返してみると、上段の真ん中の色の濃い作品が凄く魅力的に見えてしまいますね。買ってくれば良かったかも。

このイベントで私が隅々まで見てくるブースと言ったらもっぱら木工製品かガラス製品です。もちろんそのほかのブースも楽しんでは来ますが、購入目線で見ているのがそれら...という事です。

こちらは理化学用品をモチーフにデザインされた一輪挿し。フラスコ、ビーカー、メスシリンダーといった理科室でお馴染みの形状をコンパクトに再現し一輪挿しに丁度良いサイズとデザインでまとめていました。話を伺ったところ確かこれらも耐熱ガラスで作られているんだとか。まんま理化学用品ですね。

ガラス製品は自宅に飾る際、なるべく暗い背景の場所の方が存在感が出るので置く場所を選ぶものの、モダンな家に住んでいる人であればこういう方向性の飾り方もありなのかも。

こちらは同じ木工細工でも、実用性を優先させた感じのブース。食器類が多いところや色使いを見るとアウトドアブームにぴったりの出店と言えるかもしれません。

量販店で販売されている木製食器の多くはウレタン塗装がされているものが多いかと思いますが、こうしたハンドメイドの食器はオイル仕上げのものをよく目にします。場合によっては蜜蝋を使っている事もあるかもしれません。

いずれにしても化学系塗料ではなく自然由来のオイルフィニッシュとする事で、直接肌に触れる食器という性質上人体への安全性を最優先に考えているのだと思います。オイルフィニッシュの場合はオリーブオイルを塗りこんでいるものが多いですかね。

パンとスープをこんなふうにして食べたらさぞ美味しく感じそうな。ただし、こうした食器は生き物みたいなものですから長期間使わないときは時々お手入れをしてあげないと食器そのものにカビが生えてしまいそう。まあ頻繁に使う人が購入するのでしょうけど。

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