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1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

Apple Watchの標高表示に時折現れる謎のマーク

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All Photo by inos

愛用しているApple Watch Ultra2。間違いなく2023年に買って良かったものNo.1で大満足なのですが、最近少々気になっている表示があります。それが1枚目に掲載したスクリーンショットのいちばん下に表示されているマーク。

私の文字盤はここに標高を常時表示しているのですが、時々その数値の前に ”〜” マークが現れるのです。今回で言えば ”+56M” の前に表示されているので ”〜+56M” となっています。でも多くの場合は2枚目のスクリーンショットのように数字の前には ”+” もしくは ”-” が表示されるのみ。どちらかと言うと後者が自然かと。

気になるこの ”〜” マークには一体どう言う意味があるのか? 実は以前使用していたスポーツウォッチのSUUNTOの標高表示にもこの ”〜” マークが表示されることがあり、その場合は標高の値が正確ではなくおよその値を表示しているという意味合いがありました。およその値とはいったいどういう事か?

この手の標高表示の多くは一般的に気圧を基準に算出していることが多く、エレベーターに乗って一気にビルの高層階に移動した場合にも原理的に即時反応するのですが、気圧というのはいささか不安定で、天候の変化で値が大きく変化します。そのため気圧だけを基準に高度を導き出すには絶対値として不足があり、それを補うのがGPSに代表される衛星測位。衛星により測位した値をベースとして細かな変化は気圧を計測する...そうしたハイブリッド計測が最近のスポーツウォッチに搭載される標高表示。

ただし、一旦衛星測位をして絶対値を取得しても、その後しばらく衛星測位をしていなければ天候の変化で気圧は揺らぎますから徐々に標高表示には誤差が生じ正確な値ではなくなっていきます。おそらくApple Watchも同様の仕組みかと。

つまり、衛星により測位された後しばらくはほぼ正確な値が表示されており、時間経過に伴い誤差が多くなってきた頃からそれを促す目的で ”〜” マークが現れるのかな?と。ネット上にもこれらの情報が見つからないため、しばらく調査してみたいと思います。

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