Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

Apple純正USBモデム、Windows 7 64bitなら使えました

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All Photo by inos

ここ数日の日記は、実は私なりに苦労してアップロードしておりました。と言いますのも、長野の実家には未だにインターネットなる魔法の通信手段が無く、どうしてもオンライン通信が必要な場合はダイヤルアップ接続にて対応しています。どうやら両親は ”北の国からの五郎さん” にでも憧れているようです...。

さて、今回そのダイヤルアップにて思わぬ落とし穴がありました。Mac OS X LionからはApple純正のUSBモデムが使えなくなっております。私も日本全国を転々としておりますがアナログモデムを使用するのは実家に帰った時だけですから、このタイミングまで気付かなかったのです。見かけが可愛いこのスタイリッシュなモデムをUSBポートに差し込んだ途端に「このコンピュータでは使用出来ません」との残酷なダイアログが現れます。

今回は同一筐体にBootcampでWindows 7がインストールされていましたから、写真RAWファイルの現像とテキスト文章作成はMac OSで済ませ、Windows 7からダイヤルアップを行いアップロードという段取りを踏みました。ところが、ここからいくつかの障害が続き、ちょっと心が折れそうでした。

まず、実家の電話回線はトーンではなくパルスですから、ダイヤルアップ時のモードをパルスに指定しますが、それを保存した接続情報がダイヤル時に有効にならず何度トライしてもトーンでの発信に。そのままでは埒があかないため、ダイヤル番号の先頭にP,を追加する事で強制的にパルス発信となることをヘルプから検索。この答えにたどり着くのに意外と時間が掛かりました。

その後、何とか接続出来たものの、待てど暮せど希望するページが開かない...。サイトは見つけられているのですがダウンロードが異常に遅い。これもまた原因不明でした。よくよく調べてみると、先日公開された最新のWindowsパッチが自動ダウンロードの設定になっていて、それがバックグラウンドで実行されていた事が要因でした。それらの設定を全て手動ダウンロード設定に変更し、再チャレンジ。

今度は上手くいくかと思われましたが、写真ファイルをアップロードするためにMac領域に保存されたJPEGファイルをMac Drive経由でアクセスした瞬間に、Windowsが突然ブルースクリーンに。この現象はインターネットやダイヤルアップに関係なく、日常的な使い方でもMac Driveが不安定な時に起きる現象です。WindowsからHFS+の領域への読み書きは色々弊害がありますね。

そんなこんなで、実家での初日のアップロード作業には2時間近くのロスタイムがありました。投稿時間は23時半にしてありますが、本当はもう辺りは明るくなっておりました...。

その後、Apple USBモデムがLionで使えなくなった旨の報告がネット情報で掲載されているのを発見しました。どうやらLionというよりも64bitカーネルではドライバーが動作しないようで、32bitカーネルにて起動すれば動くらしいです。普段アナログモデムなど使う機会がありませんから、この手の設定はどんどん忘れてしまいますね。

 

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