Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

DP1はどうしても広角を使いたい時に

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All Photo by inos

DP2Xを使うようになってからというもの、めっきりDP1の出番が減ってしまいました。一言で言えばこの2台の違いはレンズの焦点距離でしかないのですが、DPシリーズ初号機であるDP1と、完成形と言えるDP2Xの間には、モデルチェンジとも呼べるDPシリーズの歴史が4世代も挟まっていますから、現時点で最初のモデルと最後のモデルを比較したら、そりゃ性能差があるのは当然です。

画像処理の違いとか、イメージャー上に並ぶマイクロレンズで発生する激しいフレア(通称サッポロポテト)などは一般的に言われる大きな改善ポイントですが、近頃話題にもならないのはDP1のバッテリーの消耗です。

初代DP1は使用していない時の待機電力が大きいようで、フル充電したバッテリーを入れておいても1週間も放置したら空っぽになっています。電源スイッチを操作したところでうんともすんとも言いません。場合によってはカメラ内蔵の日時が工場出荷時にまで戻っている事もあり、そのまま撮影してしまうと実際とは異なる日付が画像ファイルに書き込まれてしまうため、パソコン内でファイルを整理する際に困る事になります。初代DP1を使うなら、使用する前日に必ずバッテリーを充電し、内蔵時計が正しい日時を示しているか確認する癖をつけたいものです。

そんな理由もあって、近頃はDP2Xがお気に入りです。出来上がる画像はDP1の方が僅かにシャープな気がしないでもないですが、DP2Xならいろんな意味で ”普通のデジカメ並” に使えます。ISO感度を上げて撮影した場合には色が薄くなる傾向はあるものの、せいぜいISO200程度で使っておけば間違いはないですね。

 

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