Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

これは良いと聞きますが、さて

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All Photo by inos

我が家の水槽にはコトブキのプロフィットフィルターSという、もうとっくに製造を終えている外掛け式フィルターを愛用しているのですが、内部に使用しているろ材は、標準の活性炭マットとバイコムバフィーを半々で組み合わせてきました。

アクアリウム用のろ過装置には、主に物理ろ過と生物ろ過の2つの役割があり、物理ろ過は目に見えるような有機物をフィルターのマットを使って浄化、生物ろ過は魚の糞や餌の食べ残しから発生する毒素をバクテリアの力で分解して浄化します。それ故、メーカー純正の活性炭マットは物理ろ過の効率を重視して余分なゴミが水槽内に戻らないよう、ろ材のサイズがフィルター本体にピッタリ合うよう設計されています。逆に言うと、フィルターには有機物が沢山残って目詰まりしやすかったり、浄化能力が落ちたりするでしょう。

そこで我が家の水槽のろ材から純正活性炭マットを撤去し、バイコムバフィーだけにしてみようかと考えました。棒状のバフィーであればフィルター本体に柱のように立っているだけですから、物理ろ過の性能は落ちますが、その分余計な有機物がフィルター内に溜まり難いと思います。我が家の水槽は毎週の換水を心掛けていますからフィルター内より水槽内に有機物が溜まってくれたほうが排出しやすいですから一石二鳥です。

ただし、ろ材は、今日から変更します!といって全部新品に交換するわけにはいきません。そこに定着した生物ろ過のためのバクテリアが減ってしまうためです。今回は純正活性炭マットを取り出した代わりにバフィーを追加。次回の換水時に今使用している目詰まり直前のバフィーを新品のバフィーに交換の段取り。

それでも取り換え直後はバクテリアが減少するでしょうから、スーパーバイコム78と21を同時に投入。この液体は言わば ”濃縮バクテリア” ですから、これらがバフィーに定着すれば一気に繁殖してろ過能力が安定するはずです。

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