Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

日本的発想

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New York Timesの記事で、日本の絵文字が米国でも浸透し始めているというネタを読みました。

初めて知った事なのですが、メールの文中に使われる絵文字は日本が生んだ文化だったのですね。メールは電話ほどかしこまる事無く、更には時間さえも気にせずに相手に送れる利便性はありますが、お互いの表情までが送れるわけではありませんから、短い文の中に気持ちを込めようと思うと確かに絵文字は有効ですね。ただ私としては顔文字との使い分けに悩む時があります。仮にお気に入りの絵文字を送ったとしても、受信相手の環境によっては文字化けしてしまって意味を成さないのではないか?と考えるからで、その点顔文字ならほぼ間違いなく互換が保てるでしょう。

ところがそんな私もiPhoneにしてからというもの、積極的に絵文字を使うようになりました。理由は簡単で、受信相手にiPhoneユーザーが多いため、間違い無く表示互換がとれるからです。

実は今回のNew York Timesの記事では、米国において絵文字が使われ始めた理由として「iOS 5英語版でも絵文字を使えるようにしたため」と報じていて、思い起こせば日本国内でiPhoneが発売された当初は絵文字が使えない事がデメリットとされていたのに、そこに対応した事で結果的に米国に絵文字を広める事になった...。ちょっと皮肉なものですね。どうせ絵文字が広まるのなら、iPhoneではなく、国産メーカーの携帯電話が海外に進出していきそれが認められ絵文字という文化を作った...というなら格好がつきます。

海外にも顔文字ならありますが、日本の顔文字のように分かりやすいものではありません。なぜか90度回転して横向き表示です。これからは日本の絵文字がWorld Wideで使える...明るい文化じゃありませんか。

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