Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

MINIでももう少しまともな音を

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All Photo by inos

昨日の日記の終わり方からして、もしや...と感じた方はお察しが宜しいですね。せっかくヘッドユニットを交換したのでこの際スピーカーも交換してしまおうという魂胆です。

MINIのカーオーディオは流石に設計が古く、昔懐かしきリアスピーカーのみ。今時の車は4スピーカーが標準で、むしろフロントのスピーカーがメインでリアはオマケのようなもの。ならばMINIにもフロントスピーカーを追加すれば良いのですが、小さな車ですからドアポケット付近に巨大なスピーカーが追加されると足元で結構邪魔になる...と聞いています。ですので私が手を付けるのはリアスピーカーを純正品からもう少し程度の良いユニットに交換する事。

1週間調べに調べてたどり着いた答え。JBL P662。スーパーオートバックス等の一般的なカー用品店では取り扱いが少ないため、カーオーディオ専門店の通販店を探したところ、何と我が家から自転車で行ける距離にありました。しかも通販価格の為定価の半額程度。店頭で購入しトレンクルのハンドルにぶら下げて帰る姿に店員さんも驚きの様子でしたが、しっかり視聴して満足のいく音でしたので気分は高まりっぱなしです。

帰宅後、MINIの標準スピーカーを取り外してまずはあてがってみるわけですが、これがなかなか曲者でして...。MINIの標準スピーカーは3穴ですが、一般的な汎用スピーカーは4穴。勿論大抵の場合3穴にも対応するよう変換プレートが入っているのですが、MINIの3穴は正三角形を描くような綺麗な3穴では無く歪な三角。よって取付けにはプレートの加工が必要です。しかも丸いスピーカーをただ取り付けるだけならまだしも、JBL P662はグリルにちょっとしたデザインが施されているため車体に対して正確に方向を決めて取り付ける必要があります。取付けプレートに対し歪な3ヶ所の穴の空け所をピンポイントで決めるにはどう考えても無理があり、やはりここは取付け時に微調整が利くよう、ネジ穴を楕円に加工しておきます。

電気ドリルで穴を開け、ヤスリで少しずつ穴を広げるわけですが、これがこの世のものとは思えない硬さのプレートでして。棒ヤスリで削る事3時間。ようやく目的の大きさまで広げる事が出来ました。私もいろいろな素材の加工をしてきましたが、こんなに硬い金属はこれまでなかなか無かったですね。ヤスリのほうが削れてしまうんじゃないかと思うくらい...。穴の空け場所を現物合わせで決めるのに、その都度車に行くのは大変なので写真のように標準スピーカーに取付けながら調整しました。P662はもっとしっかりした作りになっています。取りあえず今日は加工までで、取付けは次の週末でしょうか...。

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