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1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

我が家の電波、最新規格に更新

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All Photo by inos

自宅のネットワーク環境にワイヤレスを取り入れたのは世間に少しだけ先行した2002年。当時は我が家に遊びに来る友人に羨ましがられたものですが、今となっては802.11bというちょっとばかり古い規格ですから通信速度が遅いです。それにセキュリティの面でもWEPという方式は既に簡単に破られるという噂ですから、そろそろ新規格製品の導入を考えていました。

ワイヤレスLANという点に注目すれば長らくドラフト版のまま昨年正式に規格化された802.11nが必須と考え、これであればアクセスポイントの性能にもよりますが有線LAN並みの速度が期待できます。勿論、接続する通信端末もそれに対応している必要がありますが最近売られているPCの多くは対応の方向です。当然802.11b/a/gの接続を考慮して同時接続可能な機器をチョイスすれば11nに対応していないPCやiPhoneなども互換が取れます。今回私はそこに有線LANの1000base-TとUSB端子を追求したところ、Apple AirMac Extremeにたどり着きました。Macユーザーであれば一番最初に思いつきそうなセレクトですが、各社の機器を調べたところ無線LANルーターに1000base-TのLANポートを持つ機種は案外無いものです。

実はMac周辺機器でこの手のシステムを検討するとTime Capsuleが候補になるのですが、AirMac Extremeにハードディスクを内蔵したTime CapsuleはNASとしての機能が魅力な反面、オールインワンタイプですからその中の一部が故障すると ”丸ごと買い替え” になってしまうためダメージが大きいと判断しました。HDDは生きているのにルーターや電源部分が壊れてしまうとデータの救済が出来ない可能性が高くちょっとばかりリスキーです。

そこで私が考えたのはセパレート構成。今回のワイヤレスLANにアクセスポイントとしての機能だけでなくLANポートとUSB端子を求めた理由はそこにあり、現在愛用している別メーカーのNASは勿論、USBタイプの ”ただのHDD” であってもAirMac ExtremeのUSB端子に接続する事でギガビット接続可能なNASに変身します。しかも11nの高速ワイヤレスアクセスも可能。セキュリティもWEPからWPA2へと強化されましたから実用的なワイヤレスNASです。

実際にセットアップを済ませ使用してみると、うーん確かに有線LANさながらの転送速度です。これからはNASに保存されたiTunesのファイルとiPhoneの同期も短時間で済みそうです。

ところで今日行われたオリンピック、カーリング(日本対イギリス戦)良い試合でしたね。失礼ながらこれまでカーリングという競技を真剣に見た事が無かったのですが、あんなに面白いものだとは思いませんでした。私もちょっとやってみたくなりました。きっとそんな遊び半分な気持ちではゲームにもならないのでしょうけど...。

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