Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

続きはWEBで...

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diary4673

頑張って起きていて誰より先に情報GET!の余韻に浸ろうか、それともいっその事ぐっすり寝て翌朝人並みに情報を入れようか迷った挙げ句、遅く寝て早く起きるという一番体に応えるパターンになりました。

Apple好きの方なら1ヶ月も前から楽しみにしているというWWDC。日本は時差の関係で翌朝の2時から基調講演が始まり明け方まで続くという流れは毎回の事ですが、こんなふうに新製品発表が世界的に注目されるメーカーというのはやっぱり今のところAppleさんしかいないように思います。私もApple信者とまでは言いませんが気がつけば身の回りにリンゴのマークが増えましたね。

さて今回の発表、当初から噂されていた最新iOSやMac OS Xは正直コレといった刺激はありませんでしたが、予想に反してひょっこり出てきたMac Pro、これには目を疑いましたね。え、空気清浄機?ってな感じで、大きさも高さが30cm弱で奥行きや横幅は20cmに満たないというのですから、まさに上部から湯気が出てきそうなサイズ感。いったいこれまでのMac Proはなんだったんだろうという感じですね。あれはあれでアルミの造形が素晴らしく美しい(特に内部)のですが、ブラックアウトされた円筒形のコイツはなんとなく ”いけているような気がする” ...。

Mac Proと名乗るからにはプロユースに耐えうる拡張性が重要だと思いますが、はっきり言って円筒形のPCに内部機能的な拡張性はあまり望めないですね。多分Appleさんもそれを承知で割り切った設計をしていて、背面にThunderbolt2が6ポートも準備されている所を見ると、色々やりたい人は外付けで繋いでねって事なのでしょう。Thunderbolt2はUSB3.0の4倍もの転送レート(20Gbps)らしいですから、大抵の事はこなせそうですね。

Appleさんのデザインは今回も素晴らしいものを感じます。パッと見の美しさもさることながらそれぞれのパーツの配置が良く考えられているのです。それを感じるのは、これだけのハイパワーマシンなのにファンがたったの一つしか使われないという事、きっとデスク脇に置いて使う事を前提として静音を狙っての事だと思いますが、下から吸い込んだ空気をマシンのセンターを通し上に抜くというコンピューターらしからぬ構造。こういうところ好きですね。卓上に置くスタイルも嘗てのSGI O2のよう。

更にいつもながら感心する各種ケーブルの接続ポートの配置。詳しくはWEBで確認して頂ければと思いますが、常時接続になりそうなものはボディの下方に、頻繁に抜き差ししそうなものは上方にレイアウトされています。これらはMac Book Proなどにも共通して言える事で、Bookの場合は奥の方に常時接続系、手前に来るほど抜き差しの多いものになっています。このあたりは国内メーカーも少しは見習って欲しいですね。USBメモリーやLANケーブルを繋ぐとマウスが当たってしまって使いにくいとか、場合によってはUSBポート同士の間隔が狭すぎてメタボなUSBメモリーを差し込むと隣のポートが使えなくなるなんて事が多々あります。カタログスペックからは読み取れないこうしたデザインセンスは今でもAppleさんは健在だと感じます。

ただ今回の発表でちょっぴり心配なのは、Appleさん、これまでも斬新なデザインのモデルを幾度となくリリースしておりますが、冒険しすぎたかなぁ...と思う時はことごとく失敗しているような。今回はヒットすると良いですね。私の予想ではこのMac Pro案外低価格スタートになるんじゃないかと思っています。

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