Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

遠い遠い空の彼方に

By
All Photo by inos

diary4759

タイトルを書いていて「彼方(かなた)」って良い綴りだなって思いました。

天候の関係で予定より2日ほど遅れて野辺山にやってきました。天体写真の撮影が目的ですから今回はいつになく重装備で、数年ぶりの本気モードです!

と言っても、お星様は夜にならないと見えないわけでして、明るいうちから撮影場所を探すとしても朝から行く必要はない...始めから徹夜覚悟ですから前日の睡眠はしっかりとって、14時に東京の自宅を出発。3時間程で到着です。撮影開始予定は月の入の25時半過ぎを予定。それまではひたすら撮影ポイントのロケハンと多少の観光。

子供の頃に1度、大人になってから2度、何度見ても非日常的な世界観とスケールに圧倒される野辺山宇宙電波観測所の巨大パラボラアンテナ。森の中にこのアンテナがひょっこり顔を出すと車の窓から見えただけですごく興奮します。なんでしょうこの堂々たる様は!直径45メートルというサイズは世界最大。

これだけ巨大だと斜めに傾けた時、アンテナ自身の重さで鏡面が変形してしまうそうですが、その際もこの骨組み構造は新しいパラボラ面を作り出す仕組みになっているんだとか。鏡面誤差0.1mmだそうです。良く分かりませんが、45メートルのアンテナの誤差0.1mmって単位からしてきっと凄いのでしょうね。

diary4760

ここ野辺山宇宙電波観測所には45メートルのパラボラアンテナの他に子供のような10メートルのアンテナ数台と、孫のような1メートル位のアンテナが数十個、敷地内の至る所に点在しています。これらレールが引かれているところを見ると日によって動かすのでしょうね。

今日はこれをメインに見に行ったわけではありませんでしたから見学時間終了まであと45分って時に飛び込んでざっと歩いて見たのみ。敷地内に設置された説明パネルなどにじっくり目を通せばもっと楽しめるでしょうね。本当はこのアンテナバックにMINIの写真を撮りたかったのですが敷地内に入れてくれるはずもなく...。敷地の外からでもアンテナが見えるポイントは1ヶ所あるのですが、その場合は望遠レンズが必要でして...。35mmオンリーの私は断念しました。

しかしこんなのを目の当たりにすると、きっと宇宙人やUFOの存在くらいもうはっきりしているんだろうな?なんて思ってしまいますね。実際UFOは私も見た事がありますし...。

さて、肝心要の星はと言うと...。未だ撮影ポイントで空待ち...です。今日はパソコンも持参していますから暇に任せて現地からblogアップです。

diary4761 diary4762

コメント

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. おおお、凄いイベントぶりですねw
    こちらの空は星が見えていますから天気は一応大丈夫でしょうか。
    徹夜を覚悟との事ですが余り無理をせずにどうぞ。MINIでの仮眠では腰が痛くなってしまいそうですからね・・・。
    いやー、それにしても羨ましい限りです。満点の星空、楽しみにしております!

  2. 今日の日記に長々と書いた通り、天気は生憎でしたね。途中で雨に降られなかっただけでも良しとすべきかもしれませんけど。
    次は空気の澄んだ秋冬に撮ってみたいですね。どうしても今だと夏空ばかりになるので...。

    MINIでの仮眠は確かにかなり辛いですね。あのリクライニング具合は...。でも私これまでリクライニングする車乗った事が無いので慣れっこです。今回くらいの距離なら仮眠無しですね。さすがに近年徹夜はだんだん辛くなってきましたけどw

コメントを残す

*
*
* (公開されません)