Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

東京モーターショー 2013 (1)

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All Photo by inos

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4年ぶりでしょうか、いや6年ぶりかもしれません、東京モーターショーへ行ってみようと思ったのは。少なくとも今年で2回目となる東京ビッグサイトでのモーターショーは私は始めてです。しかも開幕初日に行くなんてどうかしてしまったのかもしれません。

会場が人でごったがえして大混雑...なんて事は誰しも容易に想像したわけですが、ここまでとは思いませんでしたね。この状況でいったい何を見ろと言うのか...。数年のブランクが開いた事で私の記憶も定かではありませんが、昔はもう少しマシだった気がします。幕張メッセよりも動線の確保が難しいビッグサイトならではの光景なのかもしれません。これでも各ブースは昔よりキャンペーンガールのお姉さん達が減った感があり、撮影大会!による滞留は免れているのだと思いますが...。

お祭り事が好きな私でもこの状況で半日もいたらどこか具合でも悪くなりそうで、今日は目星を付けた限られたメーカーのみを計2時間少々見て帰ってきました。国内メーカーですと、TOYOTAもNISSANもMAZDAもSUBARUも見ていない...という、人に話したら「いったい何見てきたの?」と突っ込まれそうな私なりのモーターショー。開幕なのです。

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東ホールの入り口を入り、まず目に飛び込んできたのはPORSCHEのブース、人だかりが大変な事になっていてその先に何があるのかすら分からない状況でしたから、隙間をすり抜けてSUZUKIのブースへ。いえ、どこへ行っても人で溢れているわけですが、それを掻き分けたり順番待ちをしてでも近づいて見たいと思うものがあるかどうかの話です。PORSCHEは私には無縁でも、SUZUKIはどこか親近感が湧くといいますか...。

ジムニーって現行車種として今も売っているのでしょうかね? 「ジムニーが行けない場所はない!」なんて昔誰かから聞いた気がしますが、私も大好きな車種ですね。車を ”ダメ” にしてよければクロカンとか挑戦してみたいです。昔は実家の近所に古いジムニーがポロンポロンというエンジン音を轟かせてやってきたのを覚えています。2気筒だったんでしょうね、懐かしい。そんなジムニーの未来像が上の写真だとすると、何だか頼もしい感じがしますね。勿体なくてとてもクロカンに使おうとは思えませんが...。せっかくならFIAT500 TWIN AIRみたいに21世紀の2気筒エンジンを積んで雰囲気を出してもらいたいです!

SUZUKIはオートバイも作っていますから同じステージに4輪と2輪が一緒に展示されていました。50ccくらいなのだと思いますがなんともカワイイ、それでいてカッコイイ小型バイクが展示されていました。きっとコンセプトモデルなのでしょうけれど、視線はおのずとホイールのカラーリングに...。こういうデザインもありですね。なるほど勉強になります。

ステージ右に位置していたハスラークーペ。軽のワンボックスとしてSUZUKI HUSTLERが今年のクリスマスイブに登場するらしいですが、遠目に見るステージ上のハスラーはなんだかちょっとカッコイイ。リアに向けてダイナミックに落としたルーフラインがノーマルとは違った雰囲気をプンプン。こちらは市販予定の参考出品車のようです。小さな車好きの兄が飛びつきそうなモデル...。

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今年のモーターショーで実際に見てみたかった車の一つがダイハツコペン。軽のスポーツ2シーターが流行した90年代前半。スズキカプチーノ、ホンダビート、オートザムAZ-1、少し遅れてダイハツコペン。どれも遊び心満点で、私の中では乗ってみたい車の常に上位にいましたが、今となってはそのどれもがとっくに製造を終えていて車業界は遊び心より経済性という時代。

ところが去年くらいから再びスポーツカーブームがやってきて、このダイハツコペンもいずれ市販されると言われるモデル。少し気になるのは先代コペンが ”Copen” だったのに対し、新型は ”Kopen” と表記される事。これはきっと生まれ変わりではなく、新型であるという想いがあるのでしょうね。

Kopenには2種類あるらしく、5分で着せ替え可能なボディパネルを採用したモデルと、通常ボディモデル。着せ替え可能と言えば私が過去に所有したSMARTも着せ替えボディを採用していましたが、発想は全く同じで装着方法も殆ど同じですね。パネルに傷が付いたり割れたりしても部分的に交換できるので安心ですが、実のところそんな必要性を感じた事はありませんでしたね。それよりもウレタンパーツ丸出しの部分は紫外線等の影響で劣化が激しいですから、せっかくの日本メーカーの車であれば上質な塗装に力を入れてほしいです。

今回 ”ダイハツ頑張ってるな!” と感じたのがこの近未来型軽トラとも呼ぶべき ”FC凸DECK”。近くで見ると意外と大きいので軽自動車とは思わなかったのですが、これでも軽規格ギリギリに収めているのでしょうね。トレーラーの頭の部分だけ展示したようなこの車、聞けば ”レアメタルを必要としない燃料電池車” なんだとか。エンジンでも良いから発売して欲しいデザインですね。

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BMWとMINIのブースが一緒になっている...という事に未だに違和感を感じる私ですが、展示自体はMINIのスペースだけブラックで統一したオシャレなイメージとしてしっかり区別されていました。MINIはまた新しいモデルが発表されたんでしたっけ? 色々リリースされすぎて私はもう着いていけておりませんが、会場では1台につき1人ずつカッコイイモデルさんが立ったり、DJブースが作られていて大音量でミュージックが流れていたりして、とにかく派手な印象でしたね。ここでも私はコンバーチブルのオープンモデルに目を奪われるわけですが、改めて見ると海外メーカーってメーター周りのまとめ方が本当に上手ですね。そこだけ見ても ”この車乗ってみたい” って思いますからね。

BMWというメーカー、これまた私には無縁でして、一生買えない車でしょうし、第一私に高級車は似合わない...からしてTHRUするつもりでしたが、丁度MINIのブースに向かう途中にこの可愛げなBMWが目に留まりました。多分電気自動車なのだと思いますが、いかついお父さんにそっくりな子供という感じの、ベンツで言うとAクラスサイズのこのBMW、ちょっと良いじゃないですか。このサイズだからこそ観音開きのドアを採用しているのでしょうね。なかなか実用的だと思います。こういう車に乗る人は、これがセカンドカーなんでしょうけれどね。私ならメインカーとしてもまだ大きめです...。

明日につづく...。

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