Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ようやく実行に移せたGOPRO4による4K収録

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All Photo by inos

diary5773

愛車MINIのバッテリー上がりは、きっと神様が昨日の悪天候でのフライト事故を予測して私の足を止めたのだろうと受け止めています。逆に言うと今日一日の順調な滑り出しは「さあ存分に飛ばしてこい!」と送り出してくれたのかとも。またも不眠である事には変わりありませんが...。

テストと言うわりには結構本気で遠出をして、自宅から高速道路を使って約2時間の海を選びました。もはや人様に迷惑にならない程度の場所といったら山か海くらいしかありませんからね。

本日のお題は2つ。

1.GoPro Hero 4に最適なジンバルセッティング(振動対策)
2.空撮に最適なのは4K30Pか2.7K60Pか

1に関しては機体の個体差、装備、重量などによって結果が大きく変わりますのであくまで私のPhantom 2 with H3-3Dでのお話。一番はHero3比で約10gの重量増となったHero4でのYAW軸の脱力問題ですが、今後はコンニャク現象や小刻みな振動に関しても気にしていきたいところ。HD完パケであれば、多少の振動は気になりませんが、4Kのような高解像度仕上げを意識した場合、この小刻みな振動が空間解像度を著しく低下させる為本来の4Kクオリティが出せません。実際今日テストした限りでは、ペラを回す前の画質と、ペラを回した時の画質とでは、どちらも離陸前の安定した状態にも関わらずペラが回っている時のほうが解像度が低下していました。空撮における4K画質はHD以上に振動対策がシビアになるという事ですね。これはもうひたすらトライアンドエラーを繰り返しダンパーセッティングを煮詰めていくしかありません。

2に関して、これは凄く難しいですね。YouTubeが現時点で4Kにも60Pにも対応している為、可能であれば4K60P撮影をしておけば万能なのですが、GOPROに限らずウエアラブルカメラの4K収録は一般的に30Pが上限。解像度を一つ落として2.7Kであれば60Pにも対応。となると空間解像度と時間解像度のどちらを優先するのが仕上がりが美しく見えるのか?という天秤が出てきます。

これが一般的なビデオカメラであれば、30P収録時にはシャッタースピードを低速側にシフトして疑似的に滑らかなムービーに仕上げる事も可能ですが、GOPROはそこまでの細かな設定は出来ませんからNDフィルターを活用して間接的にシャッタースピードを遅くします。ところが「シャッタースピードを遅くする=画が流れる(ブレる)」という事ですから流れた画であれば空間解像度はそれほど必要無いという矛盾が生じるんですよね。

つまり実際は4K30P(低速シャッター)と2.7K60P(高速シャッター)という複合的な比較に発展していくわけで、撮影時のカメラワークやそのスピード、被写体の動きによって使い分ける事になりそう。不確定要素が多すぎて一概にどちらが良いとも言い切れませんね。まして1のようにジンバルセッティングが詰め切れず微震動を拾ったりしていると話は更に複雑です。

とりあえず本日の空撮は4K30P収録をしましたのでこの後じっくり確認してみたいと思います。

コメント

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  1. こんにちは。
    長崎はすっかり春を通り越して、夏になりかけてます。。。

    ファントムが世間を騒がせてしまったので、今まで以上に控えめに飛ばしてみましたが、
    やはり注目度は高いようです。

    全くのノーマルですが、見通し距離なのに350mでゴーホームになってしまい、ホームシックになってるようです。
    映像信号も同じくらいで切断します。

    先日はゴーホーム表示が出てるのに帰ってくる気配がなく、
    だんだん高度が低くなっていくのが見えたので、
    スイッチを切り替えたりしても反応がなかったので、
    カメラを下向きにして落ちる場所を確認してたら、
    地上10mぐらいのところで、急に復活して帰って来ようとしました。
    離陸地点より高度が下だったので、途中で解除して上昇して回避しました。

    これが噂のフライアウェイなんでしょうか?

    920Mhzの微弱電波ではどうも不安が残りますね。。。

    4K動画はどうだったのでしょうか?

  2. Thunderbirdさん

    お久しぶりです。
    長崎は本当にもう暑そうですね。梅雨までがつかの間のフライト日和!でしょうか。

    Phantomの注目度の高さは確かに以前より増している気がしますね。大きさの割に音が大きいですし。
    エンジン機に比べたら騒音はマシですが、むしろエンジン機を飛ばしていた頃のほうが
    周囲の目線は「ただ珍しいものを見た!」という感じでしたね。

    920MHz版は確かにあまり長距離飛ばないみたいですね。DJIが電界強度に制限を掛けているのでしょうかね。
    2.4GHz版は怖くて2km以上は試していませんが少なくともそこまでは届きますよ。そんなに離す意味はないですけどね。
    せめて1kmくらいは届いてほしいですね。

    だんだん高度が下がってきたのはバッテリー異常が出ていた可能性がありますね。
    FPVの画面でバッテリー表示がどうだったかですが、
    私もこれまで似たような経験があります。操作こそできましたが勝手に高度が下がってくる現象。
    その時はバッテリの残50%程でしたが、機体のLEDとFPVの両方でバッテリー警告表示が点灯しました。
    スロットルを挙げればゆっくり上昇したので事無きを得ましたが、
    その後直ぐにバッテリーの警告表示は消えて普通に飛びました。そしてしばらくするとまた同様に...。

    私のはバッテリーがお亡くなり寸前で不安定になっているんですかね。

    先日の4K動画は本日の日記でUP致しました。久しぶりの飛行で操作がイマイチですが
    お暇な時にでも見てやってください。

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