Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

うどん写真に撮らず

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All Photo by inos

練馬区石神井台にあるペンギンビレッジ本店のすぐ近くに ”エン座” という美味しいうどん屋さんがあって、今日も海水の素を買いに行くついでに食べてきました。

何が有名なのか予備知識無しに初めて入ったのは今年の春の事。それまでお昼時にはいつも行列が出来ていましたし、14:00位になると早々に店仕舞いしてしまっていて、むしろ ”商い中” の看板を目にする事のほうが少ないですから私も今日が3度目です。

これまで2回はお店の方にお聞きして勧められた ”冷やし霙糧汁うどん” を注文。具だくさんの糧汁が大満足の1品ですが、最近は夏の暑さの影響でついつい冷たいものばかり手を出しお腹も弱りがちですから、今日はあえて温かい ”梅葱うどん” に挑戦。以前隣の席の方が注文しているのを見て美味しそうだったから。

このお店は何を頼んでも期待を裏切らないものが出てくる...それが率直な感想ですね。また行こう、そんな気になります。

ところでこのお店、有名なお店とあってか注文したメニューが届くとすかさずカメラを向けて写真を撮っている人をよく見かけます。今日も目の前でそんな光景を目撃したわけですが、少しご年配の夫婦らしき方が互いにカメラを持って、斜めに構えてみたり、上から俯瞰で狙ってみたり、色々と工夫されておりました。

「なんか私が撮ると美味しそうに見えないのよねぇ、色がおかしくなる...」

そんな声が聞こえてくると、躊躇無く旦那さんの言葉が「ストロボ焚かないからだよ」とのアドバイス。「ああそうね、ストロボ使ってみようかしら」、パシャ、「ああ上手く撮れたわ」。

もしそこで私がアドバイスするとしたら...と考えてみたら、照明の真下ではなく少しだけ軸をずらした位置にどんぶりを置いて、ずらした方向とは逆側からカメラを構え、ストロボは使わずに地明かりで撮ったほうが立体感が出て美味しそうに写せますよ。でもその時は手ブレしないように近くにある雑誌の上にでも固定して撮ったほうが良いですね。

そんな事を言っていたのかも知れませんが、写真の撮り方に正解などありませんから、もしかするとストロボを使って正面から狙ったあのショットが最高に美味しそうな画になったのかも知れない...と、色々な事を想像しました。

お腹が空いている時はそんな事を考えていると待ち時間もあっという間に感じられるというものです。え、でお前は撮らなかったのかって? はい、のびないうちに頂きました。

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