Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ひとまず動くようになった

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diary6186

昨日から取り組んでいる自宅センターサーバーの構築作業。始めてみてようやくあんなプラスチッキーでオモチャみたいなNASが計り知れぬ可能性を持っている事が分かってきました。今日は雨が降りそうで寒い事を良い事に半日ほど引きこもってこの環境作り。

まず、今回1番の目的であるホームミュージックサーバーの構築。普通に考えれば、サーバーの中に音楽ファイルを放り込んで共有設定してあげれば良いような気がしますが、こういう時代ですから音楽ファイルの形式も様々。iTunesで使っているような圧縮音源だけなら話は早いんですけどね。ALACとかFLACとかDSDとかハイレゾリニアPCMが混在していたりすると、サーバーがそれらに対応しているかどうか、ネットワークプレーヤーが対応しているかどうか、デジタル接続する場合にはアンプが対応しているかどうかが関係してきます。

実は今回ミュージックサーバーとしてSONYのnasneを選択しなかったのはそこに理由がありました。コストパフォーマンスにすぐれ10万曲ものデータベースに対応しているnasneですが残念ながらALACには対応していない為我が家の音楽環境にマッチしなかったのです。

導入したQNAP TS-231+はリニアPCMやAACは勿論、FLACやALACも幅広くカバー。DSDはプレーヤーであるnano NP1が未対応の為今回は除外。とは言えセッティング段階でどうやってもALACファイルの再生が出来ませんでした。全ての機器が対応しているはずなのにiPhoneにインストールしたコントローラーアプリには「対応していないファイルです」と表示。突っ込んだ検証はしていませんが、恐らくTS-231+標準のDLNAメディアサーバーがALACに対応していないのでしょう。Twonky Mediaサーバーをインストールしたらあっけなく再生出来ましたので...。

そう、最近のNASは単にネットワークに繋がるだけでなく、アプリケーションをインストールして必要な機能を自由に追加出来るのです。NAS(ネットワークアタッチドストレージ)と言いながらもはやパソコンそのものなのです。おかげで非常に細かな設定が山のようにあって自由度は高いですが、ご家庭のお父さん達はこれを使いこなせるのだろうか?と心配になるほどです。

内部温度に応じたファンの回転設定なんてのはミュージックサーバーとして使うには気が利いていますし、連続稼働時間の監視とか、過去操作のログ表示とか現在のステータスもお見通し。PCとNASのフォルダを同期してDropBoxのような使い方も出来ますし、Timemachine Backupにも対応。実はAppleさんのTimemachineバックアップは2世代ほど前のOSから一般的なNASでは対応出来ないのですがQNAPのNASならそれもOKという事です。またQNAPCloudなるサービスとも連携して外出先からクラウド経由でファイル同期も可能。このNASにはデフォルトでアンチウイルスソフトがインストールされていて2重ログイン機能と相まってセキュリティもバッチリ。

全てはQTSと呼ばれるWEBブラウザベース管理アプリケーションによって操作され、その完成度が非常に高い事に驚きました。もはややりたい事は何でも出来る!それくらい自由度が高いNASです。

シーケンシャルならスループットも100MB/sくらい出ますからいよいよ11acに対応したWi-Fi環境を検討しないといけませんね。

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