Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ナノコンポのボリュームを修理した

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All Photo by inos

自宅で愛用しているオーディオシステムはOlasonicのナノコンポシリーズ。1つのコンポーネントがCDジャケット3枚分ほどのマイクロコンポながら数十万円のオーディオシステムに負けない音質が特徴。

その秘密は ”Super Charged Drive System” と呼ばれる電源ユニットにあり、小さい音量の時は回路内部のコンデンサに電気を貯め、 大きな音量の時に蓄えたパワーを効率よく利用するという、車で言うところのプリウスハイブリッドみたいな方式。

シンプルなデザインもお気に入りで大事に使っていたのですが、ここ半年ほどDAC内蔵プリメインアンプの音量調節ボリュームが不安定で急に大きくなったり小さくなったり落ち着きがありませんでした。一般的なアンプと違い電子ボリュームをアナログボリュームでコントロールするいわゆるVCA的な方式ならではの現象ですね。アナログオーディオ信号をそのままボリュームコントロールしているのであればバチバチとかガリガリという音として現れるところ、ボリュームつまみ(可変抵抗)はデジタルアンプのコントロールトリガーとして使っているだけですからそこにガリが出れば音量の大小となって現れるわけですね。

自分で分解して修理しても良いのですが交換部品として同様の可変抵抗を探すのが大変ですし、万一壊してしまった場合はメーカー修理が受けられなくなってしまうため今回は素直にメーカーサポートに修理に出していました。5日ほどで修理完了。

戻ってきたアンプは可変抵抗のみ交換され新品同様の綺麗な状態で何事もなかったかのよう。これが何気に嬉しい。一旦蓋を開けました!みたいにアカラサマにネジの頭をなめていたり傷がついていたりするとテンション下がりますからね。勿論今回修理の原因となった音量の不安定さは微塵も出なくなっておりとても安定したドライブを確認。

芸術の秋はとうの昔に終わりましたが、しばらく夜の音楽鑑賞が楽しみです。

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