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デジタルガジェットに欲しいのはこういうインパクト

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diary6527

Hasselblad X1Dが噂通り発表されました。ソニーα7シリーズより一回り大きいくらいの、言ってみれば一般的な一眼レフカメラの中では小さ目サイズで、中盤カメラセンサー(44mm×33mm)を搭載したというのがニュースなわけです。

Hasselbladと言えば写真好きなら誰もが憧れる中盤カメラ。腰位置に構えたカメラのファインダーを上から覗き込み、ため息が出るくらいの美しい像が浮かび上がれば、シャッターを切る以前に強く記憶に焼きつく魔法の箱。

そんなHasselbladもデジタルになってからはVシリーズからHシリーズへと生まれ変り500Cの面影は進化という言葉と共に薄れつつありました。小型モデルに関してはSONY製サイバーショットのOEMモデルをリリースするばかりで、見かけを除いてはHasselbladでなければならない理由はありませんでしたが、今回のX1Dはいよいよフルフレームセンサーを上回る ”正に中盤” を謳えるカメラに仕上がっています。それもPentax645と同等のセンサーサイズながらボディが極めて小さいという点がポイント。

Hasselbladの事ですから当然レンズ内シャッターなんでしょうね。逆に言うとレンズ内シャッター搭載レンズしか使えないのだろうと。万一電子シャッターだったりするとシャッター幕を持たないカメラの完成!となりますから写真業界の未来が見えてきます。

手のひらに乗る中盤カメラと、500Cシリーズにデジバックを抱かせた中盤カメラ、同じような値段ならどちらを選ぶでしょうね。いずれも凄い画質になる事は間違いないですが、私には手が出ない点も同様です。

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