Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

HandMade In Japan Fes 2016(2)

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今回のハンドメイドフェスは1年前の教訓から自分が見たいものをある程度絞って効率良くブースを廻ろうと決めていました。現地での運命的な発見は別として、基本的にはデザイン画とプランツとキャンドル、もう女子力全開です! 近年の私はなんだか女の子が好むような物ばかりに魅力を感じていて男っぽさは皆無ですね。車のエンジンとかいじっていた頃もあったはずなのに...。

会場で一番多く目にする女性用アクセサリーには流石に心ときめきませんが、何が飛び出すか分からない巨大な雑貨屋さん的ワクワク感は独特ですね。

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アクリルによるテラリウムポットを発見したのは会場を大分歩いてから。One Green conceptさんはグリーンをウッドやアクリルによってお洒落に演出していました。500円玉サイズくらいの小さなポットにプチサボテンがズラリと並んでいる姿が何とも愛くるしい。そのまま横に目線をずらしていったら視界に入ったのがエアプランツに最適なアクリルスタンド。5枚の小さなアクリルパネルをジグザグに組み合わせてエアプランツを正にエア(空中)にレイアウト出来るデザイン。

その時点でう〜ん、良い!と思っていたところへ極め付けは先ほどのアクリルポットとのセット運用が可能で、エアプランツのみならず水を張った水耕栽培的な使い方も可能との事。ショップの方の「今日はお祭りだからおまけしとくよ」の言葉に誘われそのまま即決でお持ち帰りとなりました。アクリル同士の貼り合せがとても奇麗で非常に透明度の高いスタンドです。ガラスより傷つきやすい為、今後のお手入れが肝ですね。

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思わず言葉を失いました。ドライフラワーがこんなに充実しているショップは見た事ない...。しかもカラーや種類別に別れていてサイズもSMLと3種類から選べるようです。こうしたドライフラワーはそのまま飾っても奇麗ですが、プランツやテラリウムのレイアウトに大いに活躍してくれます。その際、見栄え的に何種類かをMixして使ったり、高さを稼ぐ為に下のほうは丈夫な物をチョイスしたりと用途に応じて使い分けたいところですが、そんなに都合よく一度に何種類も入手する事は困難ですし、販売されていても袋一杯全部同じ種類だったりと、少量欲しい時には不都合だったりする事が多いです。

その点SORCERY DRESSINGさんはこの充実っぷりですから有り難い限り。店員さんに話を聞けばショップに帰れば更に沢山の種類が在庫されているのだとか! これは近々恵比寿のショップまで足を運ばないといけませんね。

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キャンドルを扱うブースも結構多いです。前回のデザインフェスタに出展していたnekonote candleさんの姿が見られなかったのが残念ですが、なかなかどうして魅力的なキャンドルが沢山ありました。

個人的にボタニカルキャンドルに興味を示している最近ですからワックスの中にドライフルーツなんぞ入っているのを見かけるとついついじ〜っと見入ってしまいます。コアとなるワックスのみの部分とスリーブ状のボタニカルミックス部分の厚さの割合とか、芯の太さや素材など、一般的なワックスと違い芯以外に炎が燃え移らないようなテクニックがとても参考になるのです。

製造過程について話を聞いてみるのも面白く、ボタニカルの場合は一般的にコア部分を小さな容器で作った後、大きな容器の中心部にそれを置き周囲の空間にドライフルーツ等をアレンジして外形を大きくするようなのですが、それもやり方は人それぞれのようで、中心のコア部分に後から外周を巻き付けるようにして形成する方法もあるのだとか。キャンドルの場合は熱しすぎて香りを飛ばさないような工夫も必要ですから奥が深いですね。

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ポールスミスのようなキャンドル柄にも驚かされました。366 candlesさん。以前私もこれに似た事をしようとしてなかなか上手くいかなかった経験があるだけにこれを作る難しさは理解しているつもりです。

キャンドルの原料となるパラフィンワックスは溶解時の体積変化が非常に大きく、容器に注いで液体から固体へと変化した時点でだいたい1/5(つまり20%)くらい体積が減ります。それも全体が均等に減ってくれれば簡単ですが容器の外側から冷え固まる為、真ん中だけが大きく窪んだ形状になるのです。ですからある程度固まった時点で継ぎ足しをするのですが、その製法では1層が厚くなってしまいますから写真のような薄いポールスミス柄は作れないハズ。逆に一層が薄いので体積変化が無視出来るくらい少なくて済むのかもしれませんが、各層のワックス同士を上手くくっつけるには前の層のワックスの温度がある程度高い状態で注がないといけないですし高すぎると隣り合う色が混ざってしまう為これだけ多層構造にするには失敗のリスクが高いのです。

あとどうでしょう、着色の仕方によって炎の大きさが変化しますから安定して同じサイズの炎にするのも難しそうですね。やっぱり私ももう一度チャレンジしてみたくなってきました。まあ時間のある時ですね。

そのほか会場ではワークショップコーナーも設けられており、小さな子供から大人まで皆熱心に何かを作っていました。夏休みの思い出に親子で参加するのも面白いかもしれませんね。今年も十分楽しめたハンドメイドフェス、こうして刺激を受けまたふつふつと色んな計画が...。

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