G-Master FE 24-70mm F2.8 GMを使って予定通り下北沢で半日の撮影。全て室内だった為天候に左右される事はありませんでしたが、撮影スペースの観点から背景のボケ足を考慮するとF2.8の絞りではちょっとばかり物足りなくて、そういったアングルではやはりNikon 50mm F1.2Aiが活躍しました。ただそちらは設計が古いだけに各収差対策の為1段程度絞り込む必要があったり、人物の瞳にフォーカスを合わせようにもペラペラの被写界深度に収まるよう常にマニュアル操作でフォーカスを追いかけなければならずなかなか苦労しました。
とは言え、それは背景との距離やカメラ位置が限定される場合の話でその他はG-Masterが本領発揮。無音にして瞬時に合焦する快適さは流石最新高級レンズと言わざるを得ませんし、手ブレと無縁の撮影はカメラ側のボディ内5軸ブレ補正の成せる技。この安心感たるやもう他のカメラは使えなくなりそうなレベル。事実α7シリーズに慣れてからFujifilm X100Sを使用するとブレブレ写真大量生産という結果になりますからね。
そんなG-Masterでの撮影、肖像権の関係で結果を掲載出来ないのは残念ですが、昨日新宿の街を撮った写真を代わりに掲載してみます。美しいボケとSIGMA Foveonセンサーを連想させる解像感の両立、確かに単焦点レンズ並みのキレですね。ただカメラを構えた時の圧迫感に関しては街中で持ち歩くレンズではないという事もこの時同時に感じましたが．．．。
