Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

現時点ではかなり使いにくいデバイス

By
All Photo by inos

diary6794

注文してあったMac Book Pro 15インチ Touch Barモデルが届きました。本日よりようやく量販店にも並び始めたようなので手元に届いたのは早い方なんでしょうかね。

最新モデルへの買い替え理由でもあり一番期待していたのは本体の軽量化と処理速度の向上。わずかではありますがこれまでのMac Book Proよりもボディサイズが小さくなっている点は日常的に小型のバッグに入れて持ち歩く上で有難い進化。ただ正直なところ重さに関しては単体で持ってみても「軽くなったと言われればそんな気がする」程度で、先代と持ち比べてみなければ気づかないレベル。元々がずっしりですからね。処理速度は今のところ重量級の作業をしていないため不明。

さて、今回のモデルの最大のトピックである ”Touch Bar” ですが、これが非常に曲者と言いますか、少なくとも現時点では歓迎出来ないデバイスでして、やはりキーボードからファンクションキーが消え去ったのは日本語入力をする上では致命的なわけです。いえ、日本語しか入力しないのであれば何も問題はないのですが、「かな」入力したものをローマ字変換したいような場合に難儀するのです。Windows育ちでMacに移行した私のような人はファンクションキーによるカタカナ変換やローマ字変換に慣れていますから、Touch Barモデルでfnキーを併用するのはちょいと不便に感じまして。

まあそういった機能的な使いにくさは見なかった事として、TouchBarを通常のファンクションキーとして固定できないものかと設定を探してみました。同じバージョンのOSXをインストールした古いMac Book Pro(2012モデル)であれば「システム環境設定」内の「キーボード」設定で「F1、F2などすべてのキーを標準のファンクションキーとして使用」というオプションが選べるのですが、Touch Barモデルではそのチェックボックスが表示されず常時ファンクションキーとしては設定できない事がわかりました。特定のアプリケーションのみファンクションキーとして使用するような設定は可能、Finderもアプリの一つとして割り当てればこれまで通りファンクションキーとして使えますが、Touch Barというせっかくの新デバイスですからしばらくは工場出荷時の設定で様子を見る予定。Photoshopに代表されるAdobe製品ではどうしてもファンクションキーを多用しますからそれらはアプリケーション毎の設定にて割り当てました。

本日は古い筐体からのデータ移行作業がほとんどでまともな使い方は出来ていませんが、少なくとも現時点では買い替えたことによるメリットはあまり感じられず、むしろ使いにくさだけが目立っています。しばらく使っていれば手放せないデバイスになるのでしょうか...。大きい方が使いやすいとされるトラックパッドもさすがに大きすぎると感じますし、これまでのUSBデバイスがType-Cへの変換無しに使えないのも現状は少々不便。ただストロークの浅いバタフライキーボードは巷で言われるような打ちにくさは感じずむしろ私はこれまで使ったキーボードの中では好きな方ですね。パタパタと小気味よく打てますよ。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)