Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

CP+でプラスと感じた事 2017(1)

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All Photo by inos

よく晴れた日曜日。予定通りパシフィコ横浜で開催されているCP+2017へ。今年は半分趣味、半分は仕事で行ったようなもの。私の場合趣味が仕事みたいなものですからどちらでも構わないのですが。

ただ、例年のように会場全体をダラダラとまわるのではなく、今年はある程度焦点を絞って見る事に決めていました。ですから結果から言ってしまうとどのメーカーも新製品のカメラ!というものは一つも見ていません。どちらかというとサードパーティー製品に注目した1日だった感じです。

 

昨年までは開場時刻より早い時間から並び、オープンと同時に真っ先に飛び込んでいく感じでしたが、今年は10時オープンのところ11時頃会場到着。主要メーカーの製品を見ないとなるとスロースタートでもなんら支障なく、むしろ入り口などガラガラで入場者の減少傾向か?と心配になるほど。ただ中に入ってしまえば週末とあってやはり沢山の人でごった返していました。

FUJIFILMブースをぐるっと一周してみたところ、驚く事に新製品のGFXタッチアンドトライコーナーは50分待ちの長蛇の列。こういうお祭りみたいなイベントですから是非触って帰りたい!という気持ちは分かりますが、私にはとてもそれだけ待ち続ける忍耐力がありません。フルサイズを超えるセンサーのカメラをいったいどれだけの人が購入するのだろう?という疑問もありますね。動画の世界ではプロでさえスーパー35mm(≒APS-Cサイズ)センサーによる4K撮影ではフォーカスが難しいと言われているのに、このGFXはその2倍のフルサイズを飛び越えて中盤センサーですからね。どちらかというと必要性より話題性が先行している気がします。

私としては新製品のX100Fに関して一つだけ質問したい事があったのですが、技術的に対応できるスタッフがいないという事で断念。今年のFUJIFILMブースはこれにておしまい。

 

続いてSIGMAブース。今回のイベントで実機に触れたかったのはこのレンズただ一つ ”24-70mm F2.8 DG OS HSM”。所謂標準域ズームレンズですが、ソニーEマウント系の標準ズームって案外良いものが少なく、純正のGマスターレンズなどは性能的には言う事無しですがいささかボディサイズが大きく重い為、実用的なサイズ感の標準ズームを探していたところに今回SIGMAさんから新製品の発表があったため私的には大注目だったというわけ。

5分ほど列に並んで実機に触れてみた第一印象、やっぱり大きくて重い!。用意されていたデモ機の関係でCANON EOSボディにセットされたEFマウントタイプを使ってみましたが、想像していたよりずんぐりむっくり感が強く、更にそれをソニーEマウントとして使用するにはマウントアダプターMC11を装着する必要がありますから、そうなると大きさも重さもほぼ純正のGマスターレンズ相当になるらしい...。ん〜言葉が出ない。

勿論大きさに比例して画質をキープしている点はArtラインである事からも明らかですし、スタッフの方曰く「撮影条件次第では単焦点レンズと見間違えるくらいの性能です!」と自信たっぷりの口調でしたからそこは期待できるのですけどね。

まあ色々検討するとします。え、何を? (最近私の行動にやや怪しさを感じるのは気のせいです...。)

以上SIGMAブースでした。いくら何でもレーポートにしては端折りすぎでしょうか? でも実際今年は各メーカーこんな感じで気になる製品をピンポイントで見てきただけなのです。しかもこのレンズが全メーカーの中で一番見たかったものですから、この時点で私のCP+2017終了!って感じだったんですが、とは言えもう少し他のブースも見てきましたので明日以降ご紹介。

そんなSIGMAブース、正面にこんな説明文がありました。正直今年のイベントは会場全体が面白さに欠けておりワクワク感が希薄でしたが、唯一SIGMAさんだけは会社としての意気込みが感じられ見ていて楽しかったですね。他メーカーは商売が前面に出ているけれど、SIGMAさんはメーカーポリシーの発表の場!みたいな感じがするのです。ここ数年一番やる気が感じられるメーカーだと思いますしそれが結果にも表れており一目置かれる存在になっていると思います。

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