Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

思いつきで千葉観光(1)

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All Photo by inos

いつもの事ながら金曜の夜になっても土曜日のスケジュールが決まらないまま、やるべき事が無いわけではないが週末らしい楽しいことを優先したい願望がふつふつと湧いてきて、深夜2時頃まで色々調べた結果、東京近辺でも私がまだ殆ど開拓していない千葉県にいくつかの観光スポットがありそうだという事で行ってみることにしました。

まずは房総半島のほぼ真ん中に位置する有名な棚田 ”大山千枚田”。ルート検索をしてみたところ我が家からだと片道約2時間。地理的計算でいくと朝日が綺麗に反射しそうだからして4時半の日の出にタイミングを合わせるならまさに今が行動の時! という事でそのまま車に飛び乗って出発。私は昔からこんなふうに思いつきで行動するのが得意です。

到着するなり驚いたのは同じような目的でカメラを構える人達の多い事。こういう場所ですから車でなければ行けないわけですが、日の出ギリギリで到着した私などお目当の駐車場はすでに満車(と言っても5台くらい)で停められず、200メートルほど離れた場所に設置された広めの駐車場から歩くことに...。そちらの駐車場にも7,8台停まっていましたね。夜露でルーフがビショビショでしたから恐らく深夜からスタンバイしていたのではないかと。年齢層的には40〜50代くらいの人が多くいかにもネイチャーフォトやってます!的なオーラ出てました。皆ガッチリした高級三脚使っていたのが印象的。朝日なら結構早いシャッター切れるかと思うのですが、皆さん同ポジマルチショットからのHDR合成狙いでしょうかね、それなら確かに要三脚ですね。私はと言うと、α7RIIを手持ちでパシャパシャのみです。

田舎育ちの私からすれば田んぼなんてものはなんら珍しいものではなく、たまに自転車で落っこちた...なんてエピソードもあったりするわけですが、それでも棚田となるとこの目でちゃんと見た事がなく、昔から新潟の有名な棚田に行ってみたいなぁなんて思っていたわけです。しかしそれが東京からアクアライン1本で行ける千葉県にあったとは知りませんでした。そして実際に目にしてその美しさに圧倒されました。朝日という特別な光の力を借りてなんとも神秘的な光景。

 

実はこの場所にたどり着くまでに道を間違え、車1台がギリギリ通れるような泥んこの道を1km程走ることになりました。しかも1速じゃないと登れないような急坂もあったりして。ただでさえ朝日に間に合うかどうか...なんて気持ちで慌てていたのに、iPhoneのナビには ”大山千枚田” と入力しただけでルート案内をさせてしまったため、写真を撮ろうと考えていたスポットとは全然違う場所に案内されてしまっていたのです。そりゃそうですよね、 ”大山千枚田” はここいら近辺全体の名称であり、数百枚もある田んぼのどの位置かなんて事はiPhoneは考えてくれないわけで。

おかげで到着時には助手席側のタイヤが泥だらけでMINIも込みの写真を撮るなら必然的にこの角度から...というわけです。

幸か不幸か、今朝は結構霧のようなモヤが掛かっていて光のコントラスト的にはややソフトな感じだったのですが、それはそれで田んぼとは違った視点で見た場合にも何とも幻想的な雰囲気が出ていて山登りでもしたかのようでした。

しかしこれだけの田んぼ、田植えにしろ稲刈りにしろ機械が使えないですから人の手作業のみですよね。気が遠くなります。

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