Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

未来の速度を手に入れた

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All Photo by inos

先週末、自宅のMac Book Proのハードディスクパーテーションを切り直したばかりですが、今日は内蔵のHDDをSSDへと換装しました。

Mac Book Proを購入した当初から、いずれSSDへ...と考えていましたが、いかんせんSSDはHDDとは比べるまでもなく高価ですから、今なら128GB以下をチョイスするなら現実的でも、今回購入した512GBともなると ”新しいコンピューターが買える” お値段でした。それが20台限定で破格販売されたのは一昨日のニュース。帰宅して早々にポチッとしました。

私のMac Book ProはApple Storeで購入する時点で500GB/7200rpmという比較的高速なHDDをBTOにて入れていましたが、1年分ずつフォルダ分けされた大量写真が収まるピクチャフォルダをAdobe Bridgeで参照する際には、全てのファイルを画面内でスクロールするのにしばらく待ち時間が必要だったところにHDDの限界を感じていたところ。JPEGファイルならともかく、1枚10MB以上のRAWファイルやTIFFファイルがパンパンに入っていますから当然な結果ですが...。SSDはHDDのように物理駆動の無いメモリのカタマリですから、このあたりのレスポンス改善は相当期待できるはずです。

Mac Book Proのドライブ換装作業は至って簡単。2009年モデルのユニボディなら裏蓋を外してドライブを取り外して繋ぎかえるだけ。必要な工具は、精密ドライバーのプラスとT6かT8位のトルクスドライバーのみ。トルクスは私も持っているはずでしたが見当たらなかったためラジオペンチで代用。

そしてここからがMacの便利なところ。これまでのMac OS環境は全てTimemachineにてバックアップされていましたから、SSDのフォーマットを掛けた後、OSの入ったDVDから「バックアップからシステムを復元」を選択するのみ。数十分の待ち時間だけで、ついさっきまでHDDで動いていた環境がそのままSSD上に蘇りました。この手軽さには脱帽です。その後Bootcampを利用したWindowsの構築には3時間ほど掛かりましたが...。(各種アプリ、データ復元、ディスプレイ色設定含む)

さて肝心のSSDですが、やはり快適です。分かりやすいOSの起動もMac、Windows共にこれまでの半分くらいの時間しかかかりませんし、私が一番期待していたAdobe BridgeによるRAWファイルの参照も、まるでJPEGファイルを閲覧しているかのようにサクサクです。これでバッテリーが長持ちし、振動によるダメージの心配も無く、無音動作で、軽量ときますから、文句の付けようがありません。データ保存用途ではまだまだHDDが使われて行く事と思いますが、ことシステムディスクに関してはそろそろHDDの時代は終わるのかな?そんな感想を持ちました。

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