近い将来、ディスクは無くなるのではないか？そんな予感さえさせるような製品発表をしたのはやはりApple。全てのモデルにSSDが標準搭載されたのはこれが3世代目となるMac Book Air。

SSDだけならこれまでもBTOでチョイス出来たのですが、今回からはOS再インストール用DVDさえ付属せず小型のUSBメモリーがポツンと付いてくるようです。アプリケーションに至ってはオンライン購入しインストールを行う方向で、一言で言えば、iPadやiPhoneの延長線上にMacが位置してきたという感じ。世の中にはCDやDVDやBlu-rayソフトが星の数ほどあると言うのに、あえてそれへの対応を潔く切り捨ててしまうのですから、ディスクメディアに代わるだけのコンテンツ提供を担う意気込みが感じられます。確かにiPodの登場でCDをカバンの中にたっぷり詰め込んで持ち歩いている人などいない世の中になっていますから、Appleの方針は確かに今後のコンピューター社会の方向性を握っているのかも知れません。

Appleは依然Blu-rayへの取り組みに対して否定的。少し残念な気もしますが、恐らくこのまま採用される事なくその時代が過ぎるのでしょう。