Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

世の中には9ってのもあるけれど

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All Photo by inos

購入して4ヶ月が経過したα7RII。それ以前にもしばらく知人のものをお借りしていたので実際はその2倍くらいの期間使っているわけですが、このカメラの安心感と来たらもう他には移れないくらいです。

勿論、スナップカメラとしてファッションの延長のようにスタイリッシュで、場の雰囲気を崩さず、相手に威圧感を与える事なく、出来る事ならフレンドリーに対話するくらいな感じで撮りたい...という観点で言うとLeicaには敵わないわけですが、デジタルな道具としての立ち位置はかなり良い所にいると思います。

安心感に繋がっている要素は高感度特性と手ブレ補正機構で、いずれも最終的にはノイズ耐性という点に落ち着きます。

世の中に ”感度に左右されない超低ノイズなセンサー” があったとしたら常に高感度で撮影出来るので手ブレ補正機構さえ不要になるわけですが、そんな夢のようなセンサーは存在しないので、現実的にはノイズが気にならない感度設定がどのあたりかを自分なりに探る事になります。私的にはこのカメラの場合WEB掲載目的ならISO3200までは何とか実用レベルで、それだけでも夕暮れや室内の撮影ではかなり楽です。

更にボディ内手ブレ補正が4段分くらい効いてくれているようなので、実はむやみにISOを上げてノイジーにするくらいなら、その分シャッター速度を落として撮影するという選択肢も有効で、先ほどのISO3200で撮るようなシーンなら4段分のシャッター速度を逆算するとISO200で撮影する事が出来S/N面ではかなり有利になります。それって24dBノイズが減るって事ですからね。

また、やむを得ず高感度で撮影しノイズが発生した場合でも、フルフレームサイズ高画素センサーのためきめ細かなノイズになりますからスマートフォンで撮った時のザラザラ感のような扱いにくさはありません。この点が私がα7S系ではなくRを選んだ理由だったりします。

実はこのカメラ、オートフォーカスも結構凄いのですが残念ながら私はEマウントの現代版レンズを一本も所有していないので、LM-EA7との組み合わせによるオールドニコンレンズの簡易AF動作ではその能力の1/10くらいしか活かせていないと思います。サードパーティ含めEマウントのAFレンズ欲しいんですけどね、値段が高いのとバカデカイのでなかなか踏み切れず...。

今日はこのカメラの良いところばかり取り上げましたが、明日はウィークポイントについても少し触れてみようかと。

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