Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

北海道短期集中観光 2018.6(5)

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All Photo by inos

地球岬での滞在はそこそこにすぐに移動した先は洞爺湖(とうやこ)。以前 ”洞爺湖サミット” で有名になったあの洞爺湖ですね。北海道の地名は漢字が難しくてすんなり読めません。私個人の問題のような気もしますが。「日本ジオパーク」「世界ジオパーク」らしいです。

洞爺湖はGoogle Mapで見れば一目瞭然なように、湖の中心にドンと島があってそこへは遊覧船で渡る事が出来ます。

しかし現地に到着してみて驚いたことが...。どこにも車が停められない! そして何やら変わった格好の人達が沢山いてお祭り騒ぎで盛り上がっている。

どうやらこの日は ”漫画アニメオフ会” みたいなイベントがここで開催されているらしく、湖の畔がコスプレーヤーの人達でごった返しておりました。駐車場は船着き場から一番近くても1km以上離れた小学校のグラウンドだとか。

いやぁでも普通に考えて、アニメ目的ではなく一般の観光客を差し置いてそちらのイベントを街が優先するはずもなく、私も誘導係のおじさんに交渉した結果、やっぱり船に乗る人だけは優先して車を止める算段がなされていました。歩いて2分の場所に無事駐車。

島は全部で4つありますが上陸できるのは一番大きな中島。片道30分くらいを往復している遊覧船は2種類で1つは豪華客船、もう一つは一般的な観光船といった感じ。私が乗るタイミングは惜しくも普通の観光船のほう。着岸するなり人を乗せ換えてすぐに出発の繰り返しですが万一乗り遅れても30分後には次が来ますから心配ありません。数百人乗れそうな船ではありますが乗客は30~40人といったところなので航行中も自由に席の移動が出来ます。

運が良いのか悪いのか、船の出発と同時に雨が降り始め、島に到着するなり雨が止むという奇跡のようなタイミング。途中は結構な土砂降りになったんですけどね、急に青空が顔を出してその後は良い天気。

島に到着すると船着き場の目の前に現れるのは ”洞爺湖森林博物館” しっかり200円の入館料を取るわりに展示の内容は期待外れというバランスの悪さを感じるのはたぶん私だけではないと思いますが、せっかく来たんだし!と誰しも考えますよね。あとは小さな売店とトイレがあるのみで人工的な見どころを期待する場所ではありません。それよりもやはり大自然を満喫するという楽しみ方ですね。それも湖の真ん中で楽しむ自然という。

ちょっと感じたのはここにキャンプ場でも作れば結構人気出そうな気がしました。環境は良いですし舟に乗ってこない限り人も来ないわけですから落ち着いた時間が過ごせそうだと。何か足りないものがあった時買い出しに行くのは大変ですけどね。

何より木が美しい。そんなふうに感じる場所ってそう多くないように思います。火山がきっかけで出来た島ですから木のサイズが全部均一で揃っているんですよね。それでいてそこそこ手が行き届いて綺麗に保たれているので森の中に入っても心地良い。

コスプレーヤーはこの島にも上陸してきていました。水辺とか森の中とかあらゆる場所で写真を撮っていましたね。そういうコミケみたいなもののルールを知りませんが、有名コスプレーヤー?には専属カメラマンみたいな人がついていて常に2人とか3人くらいで行動しているのですね。

体中にストロボを5個くらい縛り付けて自分の体そのものが発光体のようにして写真を撮っているカメラマンもいましたね。すごい世界です。

帰りの船も運悪く普通の観光船。島の滞在時間を調整すれば行きと帰りで異なる種類の船に乗れますが、よほどゆっくりしない限りせいぜい1時間が限度だと思いますから、そうすると同じ船になるんですよね。30分または1時間30分の滞在で異なる船に乗れる計算。

まあそのために時間を引き延ばすのも勿体なかったので行きと同じ船に乗船。沢山のトンビが船を見送ってくれました。餌をあげる人がいるのでそれが普通な光景になっているのですね。動き回るトンビを写真に収めるのはこれまでの私には大変な事でしたがα7RIIとAFレンズの組み合わせならいとも簡単に捉えられます。1匹のトンビがファインダー越しに私と目が合ったのを見る余裕すら...。

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