Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

バッテリーまで新品になってご機嫌

By
All Photo by inos

修理から帰ってきたMacBook Pro 2016。5日かかると言われた修理期間を無理言って翌朝までに治してもらったにも関わらず最高に美しい仕上り。

私のように何事にも完璧を求めるユーザーは例え修理が終わって正常動作の筐体が戻ってきたとしても、ディスプレイを開ける時のヒンジの硬さが適当か、閉じた時の隙間の均一性は最適か、キーボードをタイプした時の音が全てのキーで同じか、目に見えるネジの頭にナメた跡はないか、パーツ同士の繋ぎ目に段差はないか、作業における指紋などがベタベタついていないか、など、とにかく隅々まで見て完璧じゃないと嫌なのです。

もしそのどれかが満たされていなかったとしても決してクレーマーのようにケチを付けたりはしないのですが、それは修理に限った事ではなく新品購入した時の完成度にも共通して私が求める最高の道具のあり方なのです。全てにおいて100点、だから少々高額でもMacを使いたいと思う...それが私にとってのAppleの価値。

ズバリ今回の修理は100点です。文句の付けようの無い100点。そもそも修理を必要とする不具合が出ている時点で100点は無い気がしますが修理の結果は素晴らしい。手元に届くのが新品でも修理品でも同じ高揚感が感じられるのは正直Apple製品以外にあまり記憶にありません。

ちなみに今回はキーボードの不具合でしたが、近年のMacBook Proは薄型化が進んでいる関係でキーボード一つ壊れてもトップケースパネルごと全交換。バッテリーさえも一体化されているようでそれも全交換となり、つまるところ今日の写真ではディスプレイ以外全部新品になっているという事。そりゃ綺麗なわけです。ただし底板には1台ずつ異なるシリアルナンバーがプリントされていますからそこはこれまでのものを流用し、中身のSSDなども私の個人情報の詰まったものがそのまま再利用されますから、Appleさんもこれの修理にはかなり骨が折れるでしょうね。数日の修理期間はいささかオーバーとしても、それほどの作業になれば数時間から半日は必要なのも頷けます。

さて新しくなったキーボード、2016年モデルの私のMacにも交換後は2017年パーツが流用されています。それが上の写真から読み取れる人はなかなかのMac通かも。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)