Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ヨコハマハンドメイドマルシェ2018(1)

By
All Photo by inos

ヨコハマハンドメイドマルシェは今日明日の2日間パシフィコ横浜で開催されています。昨日までは自分がイベント出店者でしたが今日は来場者という事で存分に楽しむ事に。

横浜で開催されるこのハンドメイドマルシェへの参加は今回が初めて。内容的には東京ビッグサイトで開催されるハンドメイドフェスやデザインフェスタと変わらずで、ただ出展ブースの総数としてはデザインフェスタの4,000ブースの半分の2,000ブースですから丁度半分といったところですね。

11時オープンのところ私が到着したのは14時。一番混んでいる時間に間違いはないと思いますが、入り口付近は拍子抜けするほど空いていましたね。場内はまあ想像通りという感じでしたが。

例によって全てのブースを流し見でチェックしながらの注目ブースで立ち止まる...そんな要領で確認した感じでは、女性向けアクセサリーの出店者が大多数であり、男性が楽しめそうなブースはかなり少なめでした。ビッグサイトで開催されるハンドメイドフェスだともう少しバリエーション豊富ですし、絵描きさんの姿も多いのですが、こちらのイベントは絵を出店している人もかなり少なかったように感じました。

そんなわけで私としては若干の物足りなさを感じながら各ブースを見ていたら、コケテラリウムで有名な「苔むすび」さんのブースがあったので色々話を聞かせてもらいました。

独学ながら私自身も苔テラリウムを自宅で作っていますから、出来合いのものを購入するという頭はないのですが、どうしても一人でやっていてはわからないような事って出てきますからね。そんな時のアドバイスがもらえるのもこうしたイベントの良いところです。

現在自宅で育てているテラリウムの一つに、ホソバオキナゴケ、ヒノキゴケ、スギゴケ 、紅紫檀、この4点を組み合わせたものがあるのですが、話によればどうやらそれらは無茶な組み合わせだったようで、やるならスギゴケ の代わりにタマゴケあたりにしておくべきだったようです。湿度環境がスギゴケはシビアでどちらかというと乾燥気味の方が良かったようですが、多湿を好むヒノキゴケとセットにしてしまいましたからね。今回のアドバイスを元に改良を加えてみようと思います。

ここ数年はすっかり作らなくなってしましましたが、以前はキャンドル作りにハマった時期がありました。なので今でもこうしたハンドメイド作品が並んでいるとついつい “技を盗もうと” 研究目線でじっくり見てしまいます。

「Candlishさん」のキャンドル、ぱっと見は普通のキャンドルのようですが、よく見ると内と外の2層構造になっています。単なる2層ならボタニカルキャンドルなどで一般的な製法なので何も珍しくはないのですが、このキャンドルの外側の層は究極に薄くて1mm程度しかありません。しかもキャンドルの外周の模様が実にシャープで綺麗に出ている。これは普通にパラフィンを流し込んでいるだけではない事は明らか。

だいたい、1mmしかない外層に対して中に熱々のパファフィンを流し込むと熱が浸透して外側まで影響が出そうなものですがこれだけ綺麗に出来ているということは、熱が上手く逃げるような容器に入れて形成しているんだろうなぁと想像してみたり...。

普通に考えれば「外側だけじゃなくて中まで色つけちゃえばいいじゃん!そうすれば2層にする必要ないよ」て思うかもしれませんが、おそらく作者の意図するところは、火を灯した時に中から外へ絶妙に光が漏れるように...そんな狙いがあるのだと思います。だから中は透過性の高いパラフィンの純色。

私的にはラメ入りの黒いキャンドルがお気に入り。黒いキャンドルって珍しいですよね? 見方によっては和テイストな感じもして良いですね。京都とかで売ったら外国人にウケそうな!

こんなのを見ていたら私も久しぶりに作ってみたくなってしまいました。せっかくなら人と違った一歩進んだもの...何か新しいアイデアで創作してみたいですね。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)