Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

TOKYO AUTO SALON 2019(14)

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All Photo by inos

東京オートサロンネタもそろそろ飽きてきた頃でしょうかね。昨日で丁度100枚分の写真をアップロードしましたが、実際はこの6倍の ”在庫” があります。デジタル時代は増やすよりも減らすことの難しさを感じます...。

どこのブースだったか忘れてしまいましたが、ルマンに出場したトヨタチームの車両ですかね。でも昨年の車両は確かトヨタのブースで展示していたはずですからこちらは一昨年のモデルとかでしょうか。最近はレース業界を熱心に見ていないので車両の特徴だけでモデル名や年式までは分からなくなってしまいました。

ただ一つ近年の傾向として言えるのは、レース業界も環境問題に取り組んでおり、エンジンだけでなく電気とのハイブリッドが主流になりつつあるという事。そのあたりの新しいレギュレーションを勉強して再びレースを見に行くのも楽しいかもしれません。ただ、電動=サイレントの方向でしょうから音から受ける迫力みたいなものは希薄になっていくのでしょうけど。その臨場感が生で見る醍醐味だったりもするので微妙なところです。

車の展示...というよりもボンネット1枚あればデモできるよね? と感じたこちらのブース。名古屋から来ていたカーメンテナンスの会社のようで社長さんが事細かに説明をしてくれました。こちらの会社オリジナル商品というわけではないのですが、”Ceramic Pro” と呼ばれる最高級ガラスコーティングのご紹介。

展示車両のボンネットの半分から右側がコーティング済み、左側はノーコーティング。汚れとか色あせとかそういう小さい話ではなく、100円ライターでガンガン殴りつけて傷を付けていました! それもボンネットがへこむくらいの勢いで。

勿論物理的に金属が陥没したところは戻ってきませんが、その勢いで殴りつけても傷がつかない! 写真で傷がついているように見えるのは殴りつけているライターのプラスチックが削れて線になっているだけで、指で擦れば簡単にツルツルに元通り。流石に金属で叩きつけたり引っかいたりすればコーティングを削り取ってしまうのでダメなようですが、プラスチックくらいの素材であれば叩きつけてもこれくらいガードしてくれるらしいです。私も試しに殴りつけてみましたが確かに傷はつきませんでした。

私は咄嗟にひらめいたわけです。草木が生い茂る山道をジムニーで走るならこのコーティングをしておけば擦り傷が付かないんじゃないかと! そしてすかさずお値段を聞いたわけです。おいくら万円ですか?と。

するとボディーサイズごとに価格設定がされておりましたが。施工費はざっと40万円なり。とほほ。それなら傷ついたボディを全塗装できるよね...みたいな。4万円なら考えますけどね。まあそれでもこういう技術もあるんだという良い情報収集が出来ました。

最後は癒し系ジムニーで。外観は結構イカツイんですけどね。インテリアはなぜか和のテイストでまとまっています。しかし実用性というよりは昭和のミニチュアセットという感じで。

どこを目指しているのかよく分かりませんが、人と違う事をやってみたいという気持ちは十分伝わってきました。そして結構な注目を浴びていまして立ち止まる人々が目の前の動線をふさいでしまい渋滞が出来るほど。ここまで本気で作るのは結構手間暇かかっていますよね。右奥にあるブラウン管テレビが良い感じ。

結果的に2週間に渡り紹介してきた東京オートサロン、実際はほんの数時間で見てきた内容ですから30台以上も展示されていたジムニーのデモカーのうち何台も見逃しがあったようです。何せ会場が広く、下の写真は屋内会場の一部で実際はこの5倍の広さですから本気でじっくり見るなら焦点を絞って朝から晩まで歩き続けなければ無理です。

今回幕張メッセが遠くて参加できなかったという方は大阪オートメッセが2月中旬開催のようですから、関西方面の方々はこれらの車を見られるチャンスです。特に今年はジムニーの祭典と言って過言ではないくらいですからファンの方々は是非足を運んでみては如何でしょう?

今年のオートサロン報告はこれにて終了です。

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