ジムニー用ナビ2つ目の選択肢を書いてみたいと思います。

■ Apple CarPlay対応カーナビという選択

昨日の日記にも書いた通り私は純粋なカーナビに悲観的な印象を持っています。確かに道案内としてのナビゲーション機能は洗練されており便利だと思いますが、いかんせんその限定的な機能そのものがレガシーというか、日本固有のジャンルを作り上げてしまっている気がしています。世にスマートフォンが出てきた時のガラケーみたいなポジションと言いますか．．．。

そのため私は今後も車載ナビのメインはGoogleMapやApple純正Mapのようなスマホナビをメインに使用していくつもりでいます。そちらには今後も伸びしろが期待出来ますし地図アプリに止まらずあらゆるサービスとの連携に可能性を感じるからです。だからiPhoneを使っている以上カーナビに求める機能はApple CarPlay。

ただしスマホナビの欠点はGPS電波の届かないトンネル内というのも昨日書いた通り。そういうケースにおいては車速パルスを拾うカーナビには敵いません。であればApple CarPlay対応カーナビを導入し普段はCarPlayをメインで使い、必要な時だけ本来のナビ機能を使うという贅沢な考え方もありかもしれません。

昨日との違いは CarPlay対応ディスプレイオーディオではなく CarPlay対応カーナビという点。

調べてみたところ市販のナビに CarPlay対応機種はかなり少ないんですよね。各メーカー1機種くらいしか出ていません。そりゃそうです、カーナビメーカー的にはApple CarPlayやAndroid Autoが広まってしまえば高級カーナビが売れなくなり自分たちの首を絞める事になりますからまさに諸刃の剣。だから現状それらの機能が搭載されているのは各社ほぼ最上位モデルのみ。

私的には最上位だろうが何だろうが良いんですけどね。取り付けるからにはカッコよく収まれば。

そこで候補に挙げたのがClarion製9インチモデルのNXV987D。圧迫感を感じるくらい迫力の大画面ナビです。本当は8インチモデルくらいが丁度良いのですが市販ナビの8インチでCarPlay対応モデルって1つも無いんですよね。7インチか9インチという選択肢。

ジムニーはメーカー標準としては8インチナビが上限とされていますが既にサードパーティーから9インチマウントキットがリリースされており、該当モデルを装着可能であることは確認できています。9インチだと4分割画面でナビを見ながらオーディオコントロールをするとか、各種設定を表示させておくなど可能。地図を見るなら巨大画面！という近年の流行という意味ではど真ん中。願わくば本体の地図とGoogleMapの地図をサイドバイサイドで表示させ、両方の渋滞情報を常時監視できたりするかも。

このモデルを取り付ければ大満足の結果となることは間違い無いでしょうが、テレビアンテナの配線等がやや面倒（真夏の作業は避けたい）なのと、少々値が張る点が欠点といえば欠点でしょうか。ジムニーには贅沢すぎる装備かもしれません。