Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

TOKYO AUTO SALON 2020(7)

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All Photo by inos

無限のS660コンセプトが展示されておりました。各種エアロパーツの他にチタン製マフラー、車高調整式サスペンション、15,16インチアルミホイールなどが装着されており、2020年夏発売予定だそうな。

純正スポーツキットというだけでなんだか安心感がありますしフィッティングもバッチリでしょう。

リアフェンダー後方へ繋がるラインに関しては好き嫌い好みの分かれるところかな?と思いました。白いボディーカラーはすべてマット仕上げ。近年こうしたマット仕上げの塗装が流行りですが、物珍しい!という点以外にメリットってあるのでしょうかね? 傷がついたらコンパウンドで磨けないですし、汚れなども落ちにくいと思うのですが。

フルカーボンのエアロボンネット。おいくら万円するのでしょう? 実はこの展示車の後方にシビック用のエアロボンネットが展示されており価格も提示されていたのですが、お値段なんと110万円でした。ちなみにリアスポイラーが98万円。ボンネットとリアウィングだけでジムニーが買えてしまうという。こちらのS660用も同じ無限製ですから驚くような価格なのでしょう。当然、ウェットじゃなくドライですよね?

こちらのブルーのミラー。ノーマルよりも広角で写り込むようR設定がされており防眩処理が施されているのはもちろんですが、紫外線を浴びると表面の親水性が復活し水滴が付きにくくなるのだとか。これは寝耳に水の情報でした。

最近の欧州車などはドアミラーを畳むと日本車のように内側にパタン!ではなく、後ろに跳ね上がるように畳まりますよね? どうやらあれも駐車時に日光(紫外線)がミラーに当たるよう鏡の面が空を向くよう工夫されているのだそうです。聞けば納得、聞かねばずっと知らない情報でしたね。

親水性ですから撥水のように水玉にするのではなく、ベターっとミラー表面に伸び広がり視界を確保するということですね。

どうやらこちらの展示車両、車種はジムニーでなくても良いみたいですが注目を引くために人気車両を手配したのでしょう。いったい何の展示かと思ったらエアージャッキのデモでした。

一般的なエアージャッキと違うのはジャッキアップポイントやデフを持ち上げるのではなく、タイヤをアームで持ち上げる点。そういう意味ではこのジャッキはタイヤ交換ではなくあくまで車両点検やメンテナンス用という事なのでしょうね。いとも簡単に上下しておりました。

ジャッキアップの動作に皆が注目する中、私が見ていたのは内装のほう。このシートカバー、なかなか作りが良さそうじゃないですか。レザーにせよ合皮にせよ、伸縮性の観点で言えばテキスタイルなどより劣るはずですからシート形状へのフィッティングが難しいはずですが、このカバーはどこにもシワが寄ることもなくジャストフィット。とても馴染んでいる感じがして好感が持てますね。運転席側のヘッドレストが前後逆に付いているのはご愛嬌でしょうか。

一見普通のポルシェ。これが何年式の何というモデルか!という点はこの際どうでも良いのです。ここで注目なのはこの車のカラーはすべてラッピングによって実現されているということ。つまり表面にグレーのラッピングフィルムを上手いこと貼っているだけ。

ラッピングは近年塗装よりもお手軽なイメチェンが可能という謳い文句で流行の兆しを感じますが、ここまで複雑なアールのポルシェを丸ごとラッピングしてしまうとは凄いですね。カラーリングへのこだわりでマイカーを度々イメチェンするのも面白いと思いますが、ジムニーのように森の中を走るような車こそボディを丸ごとラッピングしておけば傷を気にせず走れそうです。お手軽とは言えそれなりのお値段はするでしょうが。

さてこちらの車、ほぼ原型を留めておりませんがベース車両はいったい何でしょう? 答えはホンダバモスだそうです。

昭和40年頃にはこうしたビーチカーなるものが各メーカーからコンセプトカーとして発表されたのだそうです。それをモチーフに作られた古くて新しい現代版ビーチカー。

確かにビーチにいてサーフボードなどを運んでいたらカッコイイですね。ただ屋根がありませんからそのほかの用途を考えると実用性は二の次でしょうか。

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