Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

TOKYO AUTO SALON 2020(8)

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All Photo by inos

東京オートサロン、この辺りまで見てくると私もそろそろ疲れてきている頃ですね。全12ホール+屋外展示のうち、3ホール見るのに2時間くらい掛かっていますから、そのペースですと1日じゃ見切れないわけで...。

でもまだまだありますからね、後半戦スタートです。

近年のスズキは元気があります。ブース全体がこの人だかり。直前に新型ハスラーが発表されたばかりですから尚更ですね。

現行ハスラーのスタイリング自体既にバランスがとれており、そこからのモデルチェンジというのはなかなかメーカー側も苦労したのではないかと思います。

ぱっと見は現行型と新型であまり変化が無いように見えますが、実は新型のほうが少し角ばったデザインになっているんですよね。リアに小型のクォーターガラスが追加されたのも特徴かもしれません。

これだけ堂々と車名がエンブレムになっているのって軽自動車では珍しいですよね。それでいて嫌味な感じがしない。ハスラーという車のキャラが上手くマッチしておりスズキのSマークは無くても良いくらいだと思います。

またボディカラーとエンブレムのカラーとのコンビも他の車種ではなかなか採用しないようなポップな感じが十二分に出ていて好きです。

インテリアに関してはかなり斬新なデザインを採用していますね。インパネに並ぶ巨大な3連リングが特徴的。この辺りは好みの分かれるところかと思います。ちょっと遊びすぎじゃ?という気がしないでもありません。

センターに鎮座する純正オーディオは9インチが採用されており当然Apple CarPlay対応。スズキさんは積極的にCarPlayを取り入れている点好感が持てます。

ジムニーも勿論展示されておりました。3台ほど並んでいたうちの1台をピックアップ。こちらはオートサロンに合わせて作り込んだとされるショーカーで販売の見込みは薄いと思われますが髄所に興味深いカスタマイズが施されています。

目指したのはマリンスポーツなどをテーマにした遊べる車だそう。

ジムニーシエラJB74をベースとしゴテゴテと色んなパーツが付いていますが、ぱっと見随分重くなっていそうな印象を受けます。まあショーカーですから走りの事は二の次なのでしょう。デザインに関しては昨年出展されたジムニーサバイブのほうが私的に好みかも。

この車がメーカー純正のカスタマイズモデルである所以というか、メーカーならではのカスタマイズポイントは、何と言ってもこのハイルーフ! そうそう、ルーフのそこんとこ高くしてくれると車中泊が随分楽になるんだよね!!と痒いところに手が届いている感じ。

見た目はFRPで強引に伸ばした感が否めませんが発想としてはスバラシイ。

ジムニーって悪路走行が第一に考えられているため、フレームの上にボディーが載っかる構造故、フロアが高いんですよね。更に荷室をフルフラット化すると後部座席の背もたれが前方に倒れるためその厚みの分だけ更に床が上がる。

そして車中泊の際はその上にインフレーターマットを広げますから身長166cmの私が車内で正座すると天井に頭が当たる...。胡坐をかいてギリギリという感じ。私の座高が高いという特徴も影響しているとは思いますが。

しかしこのハイルーフモデルであればぱっと見15cm~20cmくらいは天井が高くなっていますからかなり快適に過ごせると思います。これは良いですね。

後方から車内のルーフ全体を覗き込むと確かに空間が上に広がっているのが確認できます。小さいながらサンルーフも装備されていて開放感がありそうですね。

既に社外品の電動サンルーフを埋め込んでいるオーナーさんもいますけどね、屋根に大きな穴を開けるにはそれなりの勇気が必要です。

スズキブースは毎回こうしたグッズコーナーが充実しています。会場はお祭りみたいなノリがありますから屋台で焼きそばでも買うかのようについ立ち寄ってしまうのですが、冷静に見るとそれほど魅力的なグッズが並んでいるわけでもなく、こういうのはディーラーに試乗に行ったり契約した際に貰えればそれでいいかなぁという感じ。

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