Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

TOKYO AUTO SALON 2020(9)

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All Photo by inos

NOBLESSEさんブース。NOBLESSEさんと言えばYouTubeで有名なエアロパーツメーカーさんですね。ブースには動画でおなじみのお二人が握手会のごとくサインを書き続けておりました。

YouTubeの動画内ではランボルギーニやフェラーリといった高級スポーツカーから、シビックやフィットといった一般車両まで様々な車のエアロパーツを自社設計している様子が公開されていますが、その中でも昨年から注目されているのがスズキジムニーのカスタマイズ。

こちらのジムニー、動画内ではお馴染みの顔でありながら実車を見るのは私もこれが初めて。東京オートサロンに向けて完成された迫力満点のJB74.

巨大なタイヤを履いているのは誰の目にも明らかですが、グリル、バンパー、フェンダー、その全てがオリジナル品であるため他のブースでは見たことのないデザインにまとまっています。

フロントグリルは動画でもイベント直前まで公開されなかったパーツですね。実はこのグリル、ノーマルグリルの上から被せる形で装着できるのが特徴。いつでも元の顔に戻せるというわけです。

という事はノーマルの5スリットグリルの柱はそのまま残っていることになりますから、このグリルは細かなスリットで構成されているように見えて半分くらいはメクラです。なので冷却効率という意味ではノーマル相当でしょうね。また、被せ式ですから板厚の分だけ若干グリルが出っ張った感じになるのもご愛敬。

このフロントバンパー形状も他のブースでは見たことのない造形です。両サイドがしゅっとスリムになっていますからジムニーが随分スポーティーに見えますね。色のチョイスがまた良いのかも。

細かな丸い穴にはLEDが埋め込まれており、デイライトとして機能するのだとか。

これまた巨大なタイヤを履かせていますね。FJクルーザー用で235だったと思いますが、注目すべきはそこに組み合わせたホイール。YouTube内でAYAちゃん(出演者)がこのホイールが良い!と言ったのをきっかけに、このホイールを履くために各種エアロパーツが設計されているのです。

実はこのホイール6穴なんですよね。ノーマルジムニーは5穴ですからその変換にはスペーサーが使われているのでしょうが、その場合自動的にホイール&タイヤが外側に出っ張ることになりますからそのままでは車検に通らず公道が走れない。ならば専用のオーバーフェンダーを作ってしまおうという流れでこのJB74シエラには巨大なフェンダーが付いているのです。

背中に背負ったタイヤを見てもバカデカイ。確かにいかつくて存在感があり格好は良いですが、重量面から性能はノーマル以下になってしまっている点はまあそのこれからの課題でしょうか。

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