週末はここではないどこかへ。この4連休は群馬県の渋峠あたりまで足を伸ばしました。先日の北海道ですら紅葉はあと2週間くらいかな？という感じでしたから本州はやっぱりこれからというところでしたが、おかげで渋滞もなく快適なドライブでした。渋峠って紅葉の時期には大勢の人でごった返すらしいですからね。

私が一番楽しみにしていた白根山の湯釜はエメラルドグリーンに輝く池として有名なようですが、この時は何と立ち入り禁止区域に指定されており全く見る事が出来ませんでした。なんでも火山ガス（硫化水素ガス）噴気地帯が点在しているとかで登山は勿論、バイクやオープンカーでの通行は禁止、普通の車でも駐停車は許可されておらず写真すら撮る事が出来ませんでしたからね。

活火山とはいえ煙がモクモク出ている様子は殆どありませんし一見安全そうに思えたのですが、実際その区間を車で走ってみるとどこからともなく車内に入ってくる硫黄の匂いが強烈ですぐに気分が悪くなるレベルだったのには驚きました。車の中にいてあれですから登山などしようものなら絶対具合悪くなりますね。

山全体が黄土色の砂に覆われあらゆるところが硫黄で真っ黄色に染まった白根山はこの世の果てのようで異様な光景でした。写真に撮れなかったのが悔やまれます。本日の写真は安全が確保され通行が許可されていた区間の渋峠のものです。