Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

理想の家はこんなスタイル

By
All Photo by inos

千葉のアウトドアショップをハシゴした帰り道、国道16号線を走っていたら「BESS展示場トンネル抜けてすぐ!」みたいな看板を目にしたので立ち寄ってみました。

BESSといえば木の家、つまりはログハウスを身近にする住宅メーカーとでも言いましょうか、「住む」より「楽しむ」をコンセプトにした魅力的なお家が並んだ展示場です。以前このブログでも昭島のアウトドアビレッジに隣接した展示場について触れていましたね。それが千葉にもあった!そういう話です。

私、家に限らず何でも小さいものが好みです。この展示場ならこの一番小さなモデルなんて最高。

外観だけでなく室内は何処もかしこもウッドウッドウッド。この暖かな感じがとても魅力です。WEBサイトから言葉を借りるとしたら「スイッチひとつで暮らしを便利にする文明。それもいいけど、手間や工夫を面白がる感性」それに尽きると思いますね。デジタルな社会にどこかアナログの心地よさを求めるような感覚。

こだわり始めたら切りがなさそうではありますが、工夫次第で如何様にも自分好みに仕上げられそうな気がしてくるのは私だけではないはず。エンジンルームを開けても素人にはちんぷんかんぷんな現代車ではなく、全てが機械じかけの旧車みたいな感じ。

何ていうんでしょう、こういう作りや素材の使い方であれば、例えば部分的に傷がついたり汚れたり変色したりしてしまったとしても ”味” と言ってしまえそうですよね。不変なものなど無いのだからどうせ劣化するならそれを楽しもう...みたいな。

階段を上がったこのスペースが私は好きです。部屋でもなく踊り場でもないこの自遊空間がなんとも魅力的じゃないですか。窓の外に雪景色でも見ながら工作をするなんて生活がいとも簡単に実現しそうな間取りです。

まあこういうモデルハウスは家具からインテリア雑貨まで家が引き立つようなものを取り揃えているのでしょうから雑多に見えて計算しつくされているのでしょう。魅力的に見えるのは当然ですね。ここに洗濯物とか干してしまったら急に生活感が漂って世界感が変わるでしょうね。

展示会場の中でも一番小さな家ですから部屋数はそれほど多くないのです。でもこんな寝室だったら家の大小に関わらず休日はお出かけせずに自宅にいたい!なんて言い出しそう。

実際どうだったかは覚えていませんがここに天窓でもあって夜は星空なんて見られたら最高じゃないですか。まあベランダに出れば間違いなくその環境は整うのですけれど。おのずとこういう家は都会より大自然の中に建てたい!そうなりますよね。

こちらは確か別の家だったと思います。BESSの家はどれも1階から2階へと吹き抜けになっていますし、計算しつくされた最新住宅ほどの断熱効果も期待できないでしょうから、家中を効率よく温めるには薪ストーブが一番だと聞いたことがあります。薪ストーブの火力って凄いですからね。ストーブだけでなく屋根まで続く煙突が発する熱量もあって確かにこれがあるだけで部屋の中は暑いくらいでした。

しかしよくキャンプで焚き火をすると結構頻繁に薪を焚べないとすぐに燃え尽きてしまうという印象なのですが、こうした薪ストーブって同じ火力を維持するためにはそれなりに薪を焚べ続けないといけないですよね?ちょっと気になったのは、この日展示会場のいくつかの家にこうした薪ストーブがあったのですが、そのどれもが誰も薪を焚べていなかったんですよね。それなのに常に全開で燃えているのが不思議でした。長く燃える薪を入れているんでしょうかね。

時間の関係もあり他の家の写真までは細かく撮りませんでしたがどの家もとても魅力的であることは共通していました。いやぁこんな家に住めたら毎日が楽しそうです。

コメントを残す

*
*
* (公開されません)