Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

自分に出来ることをする

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All Photo by inos

今日は仕事に追われ自宅リビングでひたすらパソコンと睨めっこ。病院にも行かないといけなかったため1日のスケジュールをぎゅっと凝縮して特別集中モード!

するとどうでしょう、夕方になってそろそろ仕事にも飽きてきた頃、何やら目の前の道路をガラガラとひどい音を立てて走っていく車が...。やがて停車。奥様らしき人が出てきて電話片手にウロウロ。どうも様子がおかしいじゃないですか!

怪しい人だといけないのでしばらくそのままにしておきましたが、どう見ても悪い人ではなさそうだし、むしろ困っている雰囲気がこちらまで伝わってきたので何か手を貸してあげられないかと様子見続行。助手席前輪あたりを見ながら電話が続いているようなので、おそらく前輪がパンクしたのだろうと判断。すかさず手元のiPadで同車種のスペアタイヤを場所を検索。ヒットと同時に救助へ向かいました。

「パンクですか?」と声を掛け、状況を伺えば予想通りの光景が目の前に。ホイールにも傷がついているところを見ると縁石か何かにヒットしてバーストさせてしまったのでしょう。助手席前輪がぺちゃんこでした。ロードサービスを頼んではみたもののスペアタイヤ搭載車かどうかを質問されてしまったらしく、奥様はそのスペアタイヤが搭載されているかどうかを調べるのに四苦八苦だったとか。最近はスペアタイヤ非搭載でパンク修理キットのみという車が多いですからね、どちらを装備しているかでロードサービスの対応が変わってくるのでしょう。奥様は結局分からずじまいで救助を頼もうにも先に進まない状況でした。

私がお手伝いに向かう前、咄嗟にスペアタイヤの場所を検索していたのはまさにその事態が予想されたから。手を貸してあげようにもスペアタイヤレスでは結局ロードサービスを待ちましょう!となってしまいますからね。現物確認させてもらったところ運良く車体の底にスペアタイヤがぶら下がっているのを発見。じゃあ始めますか!ということでタイヤ交換作業に取り掛かりました。この時点ですでに夕方でしたからロードサービスなど待っていたら暗くなってしまいますからね。私が趣味の延長で引き受けることに。

一般的な車であれば最低限の工具はリアの荷室の邪魔にならない場所にあるはずですから手探りで探してみたところ内張の化粧蓋を開けたら意外と簡単に発見。よくあるパンタジャッキとホイールナットレンチ。スペアタイヤは助手席を開けたところのこれまた内張の一部を剥がすと固定ネジが出てきたのでそれを回せば床下から現れました。

注意しないといけないのはジャッキアップポイント。それだけは間違えるとボディが歪んでしまうどころか作業自体が危険ですからね、説明書を見せてもらって確認しました。

苦労したのはホイールナットの取り外し。もう何年このタイヤは取り外されずにいるんだろう...というくらいガッチリ固まっていまして、5穴のうち2個のナットが付属の工具では外せませんでした。そんな時は無理をせず我が家からMy十字レンチを持って行って対応することに。が、それでも腕の力では外すことができず最後はもう足で蹴るしかない...。あまりやらない方が良いとは知りながら外れないものは仕方がありません。何度か蹴り続けるうちに錆びついたネジがキーキー音を立てながら緩みました。この時はホッとしましたね。

ここまで出来ればあとはどんな車も同じ。スペアタイヤに交換して完了。あ〜無事に終わって良かった。最初は奥様一人しかいなかったはずなのに気づけば家族4人に囲まれてお礼を言われました。どうやらそこから歩いていける距離のご近所さんだったんですね。

最近は街中でパンクって殆どありませんから特に女性の場合はその場で対応って難しいですよね。もちろんドライバーたるもの運転するからには自分で何とかするのが基本だとは思いますが現実はそう理想通りにはいかないものです。

私もここのところ運動不足で足腰使っていませんでしたから思わぬところで良いリハビリになりました。人助けってすごく気持ちが良いものですね。

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