昨日に引き続き立川昭和記念公園花火大会の様子をお届け。

今回現地で撮影した写真は後処理でトリミングしているものが多いです。花火の撮影を一発勝負で行うのはかなり難しく、ドンッと打ち上げる音が聞こえたらシャッターを開け、上空でパーっと開き切ったところでシャッターを閉じる撮影法は、どこに打ち上がるかわからない花火を撮っているわけですからきっちりフレーミングしての撮影など不可能に近いのです。だから少しワイドで狙って後処理でリフレーミング。

花火が開いてからそこを狙ってシャッターを切ってはダメなのか？と思う方もいるかと思いますが、その場合なかなか光が流れていく感じが写せない事が多く、空に丸い花火がポッと写るだけになってしまいます。

ちなみに花火を撮る時のカメラ設定は、ISO100、F11〜F13、SS数秒（BULB）、マニュアルフォーカス。

夜の撮影なのでISO感度を上げるんだろうと考えがちですが、花火はかなり明るい被写体なのでISO100で十分です。そして絞りはF11以上に設定したほうが色を残せますね。昔の暗い花火はF8で撮ったりしましたが最近の花火は明るいですし、スターマインのように連続して打ち上がる花火をF8で撮ろうものならすぐに白飛びしてしまいますからF11かF13くらいまで絞るのが吉です。