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1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

幸手権現堂桜堤までお花見に行く

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All Photo by inos

桜なら自宅周辺にだって咲いているでしょ!と言われればそれまでですが、昨年の桜シーズンの週末は天候に恵まれずお花見らしいお花見が出来ませんでしたから今年こそは!と意気込んで出かけた昨日の日曜日。

向かった先は一昨年初めて訪れてその規模に感動した埼玉県幸手市にある権現堂桜堤。ここは関東でも有名な桜の名所らしいですね。現地周辺は車の渋滞が凄い事になっていてカーナビ通りに行ってしまうと会場の数km手前でゴールデンウイークの観光地なみの渋滞にハマる事になります。小さな車で裏路地をグイグイ進むのが吉です。

以前の経験から幸手権現堂桜堤は多くの人でごった返すことが予想されたため、我が家にしては珍しく午前10時前に現地到着し比較的まだ観光客の少ない時間帯に花を楽しみ、お昼前にはこの場を後にしようというスケジュール。

まあ一般的にはお花見というと花をツマミにお昼や晩御飯をアルコール片手に楽しむ!という人が多いでしょうから、人混みを避けたければ必然的に午前中のみに的を絞るのが得策。我が家はアルコールを飲みませんからそんなプランが成立するのです。

2022年に訪れた時はコロナの影響で桜祭りは自粛していたのでしょう。それを知ることとなったのは有名神社の初詣と勘違いするくらいに沢山並んだ屋台の数。これだけ多くの店があると何を食べようか目移りするものの、一直線に並んでいるはずなのに遠くの店までは見えませんからね、結局歩いて良さげなお店を探します。

結局我が家はつきたてお餅を購入して食べました。私の好物は焼きそばなんですけどね、この後のランチは場所を移してうどんを食べる予定だったため小腹を満たす程度のものにしたというわけ。

幸手が桜の名所として人気を誇る理由として、一面に広がる菜の花とのコラボレーションが挙げられます。桜と菜の花はうまい具合にシーズンが重なるためこうして見ると最高のロケーションであることがわかります。

テレビの音楽番組などで桜をバックに歌うシーンを見かけますが、その中継地としてよくこの幸手が使われていますね。

近年どういうわけかあちこちの花畑に ”どこでもドア” のような派手な扉が設置されていますね。夏になればひまわり畑、秋になればコスモス畑など、写真撮影のための映えスポットとしての狙いでしょうが、思うにそんな人工的なものを置かずともこの花畑があるだけで十分映えスポットだと思いますけどね。

子供とか友達とかと一緒に記念撮影という気持ちもわかりますけどね。だとしたらこの扉にその土地ならではの工夫をしたいところです。地名を書き記すというのはちょっとベタなので、その土地の花でリースを作って飾ってあるとか...。

今年は菜の花が満開で鮮やかな黄色に目を奪われ、延々と続くダイナミックな桜並木が一目で伝わるような写真を撮り忘れておりました。唯一上の写真が桜の全貌を伝えられるショットでしょうかね。

青空であればもう少しピンクも際立つでしょうが今年は明るめの曇天でしたからちょっとくすんだような色に見えてしまいますね。桜というのは本当に撮るのが難しい花だと思います。

我々が帰る頃には屋台の並ぶ通りは一層多くの人が集まってきていました。さすが関東の著名な桜名所だけありますね。

我が家はこの場を夜訪れたことはないのですが、こちらは夜桜も楽しめるのでしょうかね? 少し見渡した限りでは大袈裟なライトアップ用の照明などは見当たりませんでしたから、もし夜桜が照らされるとしたら敷地内に設置された無数の提灯の明かりでしょうかね。一度は夜見てみたい気もします。

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