Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

自転車のブレーキが2つある理由

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All Photo by inos

吉祥寺まで買い物に行くのに往復で15km程度の走行は、今やトレンクルではあっという間に到着してしまうような錯覚があり、近頃はなんだか距離的感覚が麻痺しております。

どうせ吉祥寺まで行くなら井の頭公園を一回りするルートは必然というもの...。東京は季節外れの夏日とやらで、長袖を着ていった事に少しの後悔を残しつつ、それでも水面に反射する太陽の光は秋と言うより初夏を思わせる眩しさで、心弾む日曜の午後。

園内は沢山の人で溢れ返っていますから、自転車での通行は歩くペースとなるわけですが、こんな時はブレーキの使い方が肝になりますね。走ったり止まったりを繰り返すのに、いちいち地面に足をついていては疲れてしまいますから、止まった場合も出来るだけバランスを保ったままキープし続けるわけですが、そんな時は後輪ブレーキを使ったほうが体勢を崩さずにすみます。前輪ブレーキは制動力は抜群ですがその分唐突に効きますからバランスを取る場合には向きません。これらは教習所で自動二輪の免許を取る際に習いますね。

車も自転車も、通常走行時のブレーキは普通7割位が前輪の制動に頼っています。でも街中を走るママチャリを見ていると、キーキーと大きな音を立てている自転車ほど、後輪ブレーキしか使っていないケースが多いですね。子供の頃は多分皆後輪ブレーキばかり使っていたと思います。でも荷重移動の関係から、制動目的だけ考えると前輪ブレーキを使うのが正解です。勿論、それだけではバランスを崩しやすいですし、場合によっては後輪が持ち上がるような事態も予想されますから後輪ブレーキとの併用となります。

でも、あえて後輪ブレーキに頼るような運転、今回のように止まる寸前の速度で走る場合のスピードコントロール等、なかなか奥が深くて面白いです。

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