Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

ファイルの持ち歩き、欠点は同期

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All Photo by inos

IT社会とは言え、写真環境を外出先で自在に操るにはネット回線が細すぎます...。そんな事を考える今日この頃。

SIGMA DPシリーズで撮影したRAWデータは1枚が15MB程度、私のライブラリには140GB以上の素材があり、それを外出先からでも使えるようにするには何処かのサーバーにでもアップしておけば良いですが、仮にサーバーにアップしたとして、使いたいと思った時にRAWデータはJPEG画像のように簡単にサムネイル表示が出ませんのでダウンロードするファイルを定めるのは至難の業です。(サムネイルは、出ることは出ますが、ローカルエリアでさえネットワーク越しでは一眠り出来るくらい時間がかかります)

私の場合、blog等を更新する際に、基本的にはその日撮影した素材を使うのですが、その場で思いついたネタに関連する写真が過去に撮影したファイルであることも少なくありませんから、そんな時はいつでも自分のフォトライブラリーを振り返りたいわけです。

結論、全ファイルに柔軟にアクセスしたいのならやはりHDDやメモリーメディアで持ち歩くという事になるでしょう。近頃ではUSBメモリーも128GBが2万円程度で購入できるようですからそれが現実的かもしれません。MAC Book Airとセットにすれば万全でしょう。ただしこの場合の最大の欠点は、ファイルをコピーして持ち歩きますから、常に更新情報を自己管理しなければならない事。最新のファイルって何処に保存されているんだっけ?という事になりかねません。

世はCloud時代。とは言えiCloudもまだまだ始まったばかりで、そこまでのヘビーユースには容量的にもスピード的にも適しません。今後、急速に伸びていく分野だと思いますから時間の問題と受けとめ期待しています。先日、キャンペーンに便乗してbox.netのサーバーアカウントを作成し50GBのフリースペースが利用可能になりましたが、DropBoxの2GBと併せてどう運用していこうかと模索中です。

そんな事を考えていたら本日、AdobeさんがCarouselなるアプリをMACとiOS向けにリリースしましたね。これは容量無制限に使えるCloudサービスです。沢山の写真ファイルをサーバーにアップしておいて、MACやiOSの専用アプリからアクセス、ターゲットのファイルをツール上で加工/補正する事で、各デバイス間ではメタデータが連携し変更が反映されるというもの。容量無制限という言葉にはそそられますが、やはりJPEGオンリーという点と、専用アプリ同士でのデータ連携という点が私のニーズにマッチしません。Adobeさんの事ですから近い将来そこで使うアプリがCSシリーズになって、クラウドのデータもムービが扱えるようになり、PhotohshopとAfter EffectsとPremireあたりがCloudでシームレスに連携するのでしょうね。

今回のサービスは年間契約ですから、そういったプロ用ツール同士で繋がるようになったら私も利用してみようと思います。

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