Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

だんだん怪しいトランクに見えてきた

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diary5803

この1か月程で急速に進んだドローンに対する規制。いずれこうなる事は分かっていましたし、逆に規制すべきポイントだったわけですが、政府も官邸の屋上に墜落した機体が2週間も気づかれぬまま...なんて報道がされれば「いったい何をやっているのか?」とお叱りの言葉も届くでしょうから、今回はトップダウンで...という結末です。

そんなわけで大阪に続き東京でも全ての公園がドローン(正確には無人飛行機)の使用が禁止されてしまいました。それだけならまだしも持ち込みすら不可「見かけた場合は110番通報してください!」みたいな看板まで立てられているようですので、もはや犯罪者扱いですね。

飛ばす立場にとって問題なのは、飛行が禁止された事よりも「飛ばす=悪い事」という第三者的認識が定着してしまった事です。ドローンを見かけた人の認識次第では飛行可能区域であっても宙に浮いている姿を見ただけで110番通報する人が出てくる事も予想されますので、仮にルールを守って安全な場所で飛ばしていても「通報がありましたのでここでの飛行はおやめください!」という事になりかねません。場合によっては「念のため職務質問...」ってな展開も。

そして今後は飛行距離次第では第3級陸上特殊無線技士の資格が必要になる見通しだそうで。まあその点私は既に第2級を所有していますので問題無いですし、FPVに関しても総務省にアマチュア無線の開局手続を行っていますので、陸上特殊無線技士とアマチュア無線技士のダブル免許でクリアーしているわけですが、仮にどんな資格を持っていようとも第三者の目に「危険行為」と映る事に変わりはないわけですから、少なくとも東京での個人所有はそろそろ潮時かなと考えています。だって練習飛行をするために県外まで遠征...というのも現実的ではないですからね。

そのうちこんなふうに車のトランクに積んでいたら「何ですかこの黒い箱は」と怪しまれるのでしょうか。

コメント

  • Comments ( 8 )
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  1. こんにちは。
    まさしくガチョーーーンですね。

    住みにくい世の中になりました。
    ドローンだけじゃなくて電動飛行機なんかも規制されるのでしょうか?
    飛ばせない飛行機やヘリコプターを部屋の中に飾って楽しまないといけなくなるのでしょうか?
    バーチャルと現実の区別が付かない少年のおかげでとんでもないことになりそうですね。

    偉そうなことは言えませんが、空気も風も力学も電気も電波も何も知識のない人が飛ばすのと、
    少なからずちょっと勉強して人に迷惑をかけないように考えてる人が飛ばすのは、
    全く違うということを分かって欲しいと思います。(かなり定義が難しいと思いますが。。。)

    幸い自分の頭にプロペラを付けて飛ぶことに規制はないようなので、
    そっちの方向で頑張りたいと思います。

  2. ご無沙汰でございす。
    世間は何やら騒がしくなってしまいましたね。
    ところでTS832の発熱ではお困りでないですかね。
    私はヒートシンクでも追加しようかなと迷っています。
    あと、送信chは吟味されたことはございますか?
    出力にはかなりのバラツキがあるそうで、計測器もあるようですが・・・
    私の個体は15、16が比較的良好なことに気がつきました。

  3. Thunderbirdさん

    こんばんは。「ドローンなどの無人機」という定義なので、飛行機やヘリを含むラジコン全般が含まれてしまう感じですね。
    「飛ばせない飛行機やヘリを部屋の中に飾って...」それならもはやラジコンである必要が無くなってしまいますよね。
    いっそ本物の飛行機のパーツを飾ったほうが見栄えがするような...。
    私の実家は家族ぐるみのラジコン一家だったので、遊びとは言え死活問題です(泣

    ご自身の頭にプロペラを付けるぶんにはOKですね。無人じゃありませんので。
    そうかその手があったか!

  4. TKS48さん

    こんばんは。
    TS832が発熱ですか? 確かに熱を持たないといったらウソになりますが、
    着陸直後に触れてみても「暖かい」というレベルで、「熱い」まではいきません。
    取り付けはマジックテープでPhantomのお腹にペタっと貼り付けているだけです。
    (飛行後に毎回取り外す為両面テープではなくマジックテープを使っています)

    恐らく取り付けに関して大きな違いは無いでしょうから、
    考えられる違いといったら私は常にびゅんびゅん飛ばしている事くらいでしょうか?
    ホバリングは殆どさせませんので常に進行方向から結構風が当っているのかもしれません。

    送信チャンネルは私の場合31chの5705M一択ですね。
    だいぶ前にこの設定で見通し2kmの飛行が可能でしたのでそれ以外を考えた事がありませんでした。
    ただし、レシーバーアンテナにBOSCAMのクローバータイプと、FATSHARKのパッチアンテナを使用しています。

    以前の記事に書いたこれです。
    http://ino.lomo.jp/blog/archives/20446

    私は最近の騒ぎを受けて、本意ではありませんがPhantomを手放す方向で検討しています...。
    犯罪者あつかいされてしまってはたまりませんからね。あくまでまだ検討中ですけれど。

  5. inosさん

    私の場合、離陸前は当然「ぬるい」というレベルなのですが約20分後はアンテナ金属部が「そこそこ熱い」のです。
    40~50℃はあると思われます。これって電力的にも相当ムダですよね。
    そのせいで毎回マジックテープ(⇔TS832)の粘着部がフヤけてしまうのが現状です。
    脱落防止用にゴムバンドでなんとか。汗
    私には600mWは「過ぎる」のかもしれません。

    2kmって、もう目視できないんじゃないですか。
    そうなると機体が遠ざかっているのか、戻って来ているのか、パニクった経験があります。
    あと、移動撮影しているうちにバッテリ残20%になってしまい、GO_HOME。
    ハァーハァー言いながら離陸点まで走って無事キャッチしたことも。

    > 手放す方向で検討、とは寂しいです。
    やっぱお墨付きをもらっても通報されたりしたら厄介ですもねんね。
    イイお手本期待しています。

  6. TKS48さん

    こんばんは。

    マジックテープの粘着分がフヤけるほどですか?それはちょっと熱すぎな気がしますね。
    確かにトランスミッターが高熱を発するというのは一般的な事のようですが。
    確かにそれほど熱くなるならヒートシンクも視野に入りますね。
    火がついて降ってくる前に冷やしたほうが良いですw

    私は脱落防止対策はパーマセルで上から貼り付けた事があります。
    使用しているマジックテープがちょっと弱いもので。それでも外れた事はありませんが。
    寒い時や強風の日はパーマセルを使います。

    2kmも飛ばした事は1度しかありませんが、iOSDで画面上に離陸ポイントや方向が表示されるので、
    向きが判らなくなる事はありませんでした。もっとも、正常に動作している前提ではありますが...。

    20%はヤバイですね。バッテリー残量のパーセンテージに関わらず、
    バッテリーの使用頻度次第では電圧低下とともに上昇しなくなってきますので気をつけたほうが良いです。
    私は残り50%で上昇力が足りず焦った事があります!

    仮にPhantomを手放したとしても5.8GHzのGoProモニタリングは何かに活かしたいですね。

  7. inosさん、こんばんは。

    > 私は残り50%で上昇力が足りず焦った事があります!
    その時って、電圧的にはどうなんでしょう。
    充電頻度によって電圧降下(カーブ)も急だったりするんでしょうか。
    一説によると充電寿命が80回と聞いたことがあります。
    16,000÷80=200円/回、週イチで飛ばして約一年半ですかね。

    それから、チョッと趣向が違いますがこれ↓スゴ過ぎると思います。
    https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=3YLxGFLpOl0
    マジでSF映画を地で行っていると思います!

  8. TKS48さん

    >その時って、電圧的にはどうなんでしょう。

    モニターに表示される電圧まで見ている余裕が無かったですが、
    少なくとも機体のLEDは赤の点滅でどんどん高度が下がってきましたね。
    それでいて着陸させようとすると再びグリーンに変わって少し元気を取り戻したり...。
    そのバッテリーはそれ以来使わなくなりました。

    80回で計算上200円ですか。安くないですねぇ。機体やその他の金額を考えると
    一回の飛行でいったいいくらになるのか、考えるのも恐ろしいです。

    リンクを貼って頂いた自撮りドローン、私も気になって見ていました。
    最後はどうやって自分の手の中に戻すのかな?というのが疑問ですね。
    コントローラーを目印に降りてくるのでしょうけれど。

    しかしここまで行くと空飛ぶカメラではありますが、
    自分でコントロールする楽しさとか、失敗の中で成功する嬉しさみたいなものとは
    違ったゴールになってきますね。

    確かに一度使ってみたい気満々ですけどw

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