Simply mini J

1日5分、その日の自分を振り返る時間を作りなさい。
    昔そんな話をお坊さんから聞いた。

アウトドアに便利なカセットコンロはこれ

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All Photo by inos

今回コールマンのキッチンテーブルと同時にこちらのカセットガスコンロも使い始めてみました。イワタニのカセットフー マーベラスⅡです。

アウトドア目的なら専用のツーバーナーを購入したほうが見た目がかっこよく使い勝手も良いのでは?とも思いますし、もっとコンパクトな ”タフまるジュニア” あたりを購入したほうがただでさえ大荷物となるキャンプの荷物が減らせて良いのではないか?とも考えましたが、このマーベラスⅡを選んだ最大の理由は強風でも安心して使えること! これに限ります。

多孔式バーナーを取り囲む風防リングによって横風の影響を最小限に抑えられるだけでなく、垂直に立てられるトップカバーが大きな風防となりかなりの強風でも無風のように安定した炎が得られるため、普通のカセットガスコンロに見えてこれはアウトドアに適した設計、強い味方となり得ます。

運搬時はトップカバーを閉じるだけで美しくコンパクトになります。カバーにはロックが付いているため持ち運び時にうっかり開いてしまうようなことはありません。

細いですが持ち手も付いていますし、使用しない時は縦置きも可能ですから収納時のスペース効率も抜群。タフまるシリーズのような専用キャリーケースはありませんから雑に扱うと凹んでしまったり傷をつけてしまいそうですからその点は注意が必要です。

初調理はコンビニやスーパーで売っている鍋焼きうどんを作ってみました。手前に見えるのは以前紹介したSOTOのG-Stove ST-320。こちらもアルミの特殊なボディ形状でバーナー部分が囲まれていますから風には強いと思いますが、それも限度がありますから今回はマーベラスの風下に置くことで少しでも風の影響を避けられるよう工夫しました。

G-Stove ST-320の発熱量は一般的なカセットガスを使った場合で1.7kw(1500kcal/h)、マーベラスは3.5kW(3,000kcal/h)で約2倍もの性能差がありますが、今回は載せた鍋が小さかったですからG-Stove ST-320も炎が効率よく1点集中し不自由なく調理ができました。これ以上大きな鍋を使おうと思うとマーベラスじゃないとそもそも載せることが出来ませんね。用途に応じて2つを使い分けると良さそうです。

鍋の大きさという点で言えばこのマーベラスはゴトク形状が特殊で、小さい鍋から大きい鍋まで柔軟に対応できる点も◎。普通この手のコンロはゴトクが4方向から中央のバーナー部分にせり出している形状ですから、大きな鍋はともかく小さなクッカーなどを載せようと思うと真ん中に落ちてしまうんですよね。マーベラスはそういう事がありません。

トップカバーも簡単に取り外せるため冬は自宅で鍋料理!なんて使い方も可能ですね。万能なコンロだと思います。

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