月別アーカイブ: 2015年2月

大した事のない1日

Posted on 2015/02/28

diary5705

子供が子供を殺害する事件、そんなニュースが日常的に放送されるような時代になりました。日本は平和で安全な国である...そんなのはもう過去の事なのでしょうか。

新宿の昼下がり、街を歩いていたら海外観光客の女性2人に「歌舞伎町の近くにあるドン・キホーテを教えて欲しい」と声を掛けられました。起点となる場所が少し分かり難い場所だったため、目的地が見える所まで一緒に歩いて案内してあげる事にして、その道中は色々な話をしました。

2人は韓国から27日に日本に来て、来週の月曜日に帰国するとか、ドン・キホーテが韓国では有名なのか?とか。結局ドン・キホーテは彼女達にとって旅のランドマークだったというだけで本当の目的は隣接する免税ドラッグストアだったようです。

とは言うものの暗くはないが明るくもなかったコミュニケーションを振り返ったのですが、考えてみればその原因はどうやら私にありそうで、レンタルCDを返却するための午前中の行動で、トレンクルのリアディレーラー(変速機)を道沿いの花壇の段差に擦ってしまったショックが隠しきれなかったのではないかと。生産完了モデルの為ネットオークションを半年以上もチェックしてようやく無傷の出物を入手し交換して数ヶ月。早くも傷物に...。もう少し楽しく案内してあげられれば良かったのだけれど。

今日は韓国の2人に会う前、通い慣れているはずのヨドバシカメラの自動ドアに激突するというドジも。いずれも殺人事件に比べれば大したニュースではありませんね。

写真と被写体と

Posted on 2015/02/27

diary5704

フィルムっぽい仕上げの続き。もうすぐ春!みたいな ”柔らかな光” はデジタルよりもフィルムのほうが表現が豊かな気がします。単純に色温度だけの問題ではなく、被写体に本物以上の重厚感が出る点が大きく影響しているのだと思います。

先日作成したLightroomプロファイルを適用後、このコマに最適化するよう若干の微調整をしたのが今日の1枚。

ところで銀座で有名なこの建物、初めて見ると多くの人が 「プリンテンプス」 と読むと思うのですが、これで 「プランタン」 なんですよね。それを知らずに「この場所の前で待ち合わせ!」と言われたらちゃんと合流出来るかちょっと自信無いですよね。

ライブとテレビの中間

Posted on 2015/02/26

diary5703

Mr.Children REFLECTION、明日までの公開という事でしたので仕事帰りに六本木まで足を伸ばし観てきました。仕事以外で音楽ライブを映画館で見るのは初めての事。

ミスチルの曲はどれもキャッチーで、覚えやすいメロディラインに真の強い歌詞が好きですし、私自身昔のドームコンサートのビデオ編集を担当させて頂いていた経緯もあり非常に親近感があります。今回の映画は当時の後輩が担当していますし、使用しているカメラも普段仕事で手にする事の多いお馴染の機種でしたので、ちょっとばかりそれらが合算されて作り出される映像に興味があったのです。

六本木を選んだのは都内でもまだ多くない4K上映環境が整っていた為。

まだ明日の公開もありますから内容についてはあまり触れないようにしますが、やはりミスチルのパワーは昔から全く変わりませんね。貫録が付いた分、安心感が追加された感じ。映像から感じられたのは、良い意味で4K巨大スクリーンならではの見せ方に収まっていなかった事。あくまでミスチル4人のグルーブ感優先。昔と違って、ご家庭テレビも巨大化しましたから、家でじっくり見たら映画館に迫る没入感が楽しめるのではないかと感じたり。やっぱり音楽ライブ映像って良いですね。

照れ臭い日

Posted on 2015/02/25

diary5701 diary5702

昨日遅くに仙台から東京へ戻ってきたと思ったら本日は朝からスチル撮影。撮影と言ってもいつもなら私は撮る側の目線ですが、今日は驚く事に私が被写体。

撮影前の照明セッティングに30分程要し、その後カメラアシスタントの方をテスト撮影、やがて「お待たせしました。inoさん入りま〜す」の声。正直レンズを向けるほどの人間じゃありませんので携帯電話のカメラでパチリッくらいが丁度良いのですが...。

結局あんなポーズこんなポーズ、笑顔、自然な表情と、合計220枚も撮影し、魂が抜かれるどころかストロボの光で体がどうにかなってしまいそうでした。今回は女性カメラマンの方が撮影してくれたのですが、笑顔を作るためのコミニュケーションがスゴイですね。改めて写真撮影というのは会話だなと感じました。それから撮られる事が専門のプロのモデルさんを尊敬しました。

私としては撮られる事は苦手ですが撮影機材、セッティング、調整テクニックには俄然興味が湧くわけでして、今回もカメラマンの方と色々お話させて頂きました。なんたって私が自宅のテーブルフォトで使っている ”なんちゃってEye-fiテザー撮影” ではなくこちらは本気のテザー撮影ですからね。面白いわけです。撮影直後、手元のMacに私の姿がパーっと現れてすぐさまフォーカスやら露出をチェック。色温度は5,040kなんだ〜みたいな。理想は5,350kくらいみたいですけど。照明をバウンスさせる壁のカラーに結構影響を受けるんだな!ってな発見が楽しい。

撮影に使用したのはLightroomではなくCapture One。テザー撮影の現場ではCapture Oneのほうが使い勝手が良いと言っていました。時間があれば私にも現像作業をやらせて欲しかったのですが、撮影終了と同時に次の打ち合わせでしたので残念ながら遊ぶ余裕はなく。

専門学校に通っていた頃、照明と撮影の基本はある程度勉強してきましたが、ライティングをおさらいしたのはそれ以来の事ですね。色々と刺激的な1日となりました。

これだけでもそれっぽい雰囲気

Posted on 2015/02/24

diary5700

ポジフィルムっぽい自作プロファイルをポン!っと当ててみた...の図。デジタルとフィルムの2台のカメラで同じ被写体を撮るという人は、よほど趣味に没頭している人かプロの写真家くらいのものですが、私は昔、レンズの焦点距離の関係でたまたま同じシーンをデジタルとフィルムの両方のカメラで撮る機会があり、その仕上がりの違いに驚いたものでした。

カラー写真で比較した時、一番違いが出るのは ”赤” です。テレビでもカメラでもコンピューターディスプレイでも、赤というのはデジタルが一番苦手とする波長で、表現者が気を使うポイントです。大抵の場合、プロ用のマスターモニターで赤を作ってもご家庭用テレビでは朱色っぽく見えてしまう事が多いです。

一方フィルムの赤はデジタルとは対照的に ”強調されすぎてドギツイ赤” になる事が多いです。丁度今日掲載の車のように...。更にフィルムの場合は環境光に非常に敏感で、日陰部分の青被りやフロントガラスのブルーの反射など、デジタルでは白っぽく見える箇所がブルーに転がります。それでいて日向の色温度はやたら暖かそうな感じ...。

あとはお決まりのトーンカーブでフィルムの特性曲線をS字を描くようにしてコントラスト調整。これにてまずは街のDPEに出したスピードプリントのような仕上がりにはなってきたかと。ただ、元素材が1枚だけではサンプルにならないので、異なるシーンでパラメーターを追い込んでいます。

リバーサルを表現する

Posted on 2015/02/23

diary5699

再び仙台。そこに恋人でもいるのなら ”遠距離恋愛” なんて昭和な言葉を我が物にしたようで心ウキウキですが、残念ながら毎度仕事でございます。

写真は仙台によく似た黄色い東京。昨日少し書きましたが近頃リバーサルフィルムのシミュレートにはまっています。RAWで撮影したデジタルデータからリバーサルフィルムのあの透明感を何とか表現できないものかと。これといった銘柄のフィルムを再現しているつもりはありませんが、リバーサルならではのハイコントラストとこってりとした色ノリ、それでいてディテールは忠実に表現され、どこか瑞々しさを感じる仕上がり。

我ながら気持ちの良いプロファイルが完成しました。今まで撮った写真にもこのプロファイルを適用すると 「お!」 という発見があります。そのうちこういった仕上がりにするっためのLightroom調整パラメータ公開なんてのをやるのも面白いですかね。

気持ちだけ先走りした日曜日

Posted on 2015/02/22

diary5697

今日この場所は数万人という人でごった返したのでしょうね。”東京マラソン” は世界6大マラソンなんだとか。もはや日本だけのイベントでは無くなっていたのですね。もし私が走る事を趣味としていたら間違いなく参加申込したでしょうが、生憎 ”走る” という事に対しては最低でも ”自転車”、出来れば ”動力付き” でないと意欲がわかないわけでして...。

今日の私はもうすぐ始まる自転車シーズンに先駆けてトレンクルのワイヤー関係のメンテナンス。全てのワイヤーをアウターも含めて新品に交換しました。今日初めて知ったのですがブレーキワイヤーとシフトワイヤーは種類が違うのですね。ブレーキワイヤー用のアウターにはロード用Shimano SLRを、シフトワイヤー用のアウターには同じくShimanoのSP41を使用しました。アウターの剛性が高まった為か驚くほどダイレクトにブレーキが利くようになりました。

さて掲載の写真は昨日の銀座。RAW現像はこうしたルックに仕上げるのが好きですが、ここのところFujifilmの新しいプロファイル ”クラシッククローム” に対抗するようなプリセットを作成中。

diary5698

お値段もさることながら

Posted on 2015/02/21

diary5695

1月の時点でこの写真展が開催される事を小耳に挟んでいましたので、忘れぬようスケジュールに登録しておきました。

私自身も好きですが海外写真家としては特に日本のファンが多いと言われるエリオットアーウィット。マグナムフォトのメンバーとして生々しい報道写真を撮る一方で、動物愛好家でもありほのぼのするような犬の写真が多い事でも知られています。女性なら、あの「動物の足と、女性の足と、子犬」の写真なんてきっとツボなんでしょうね。

今回の展示は全部で約30点程ですから著名な写真家さんとしては小規模の展示会ということになりますが、お客さんでごった返す事もなく、自分のペースで実にゆっくり見る事が出来ました。銀座にあるArt Gallery M84も今回初めて訪れたギャラリーです。西村由紀江さんのBGMが流れ続けていたのもなかなか良かったです。

この写真展では全ての作品に値段が付けられていて、オリジナルのゼラチンシルバープリントを購入する事が出来ます。勿論 ”お金を持っている人” に限られますが...。基本的には1枚55万円程ですが、有名な作品は66万円位でした。額装含めると70万円超えですね。かの有名な ”車のバックミラーに映るカップルの写真” のオリジナルプリントが自宅に飾れるのなら! なんて気もしてきますが、せっかく飾るなら人の作品ではなく自分で撮った写真を丁寧に仕上げて並べたいですね。

作家からの一言としてさり気なく添えられていたメッセージは、この写真展の規模と相まってとても身近に感じられるものでした。

「私にとって写真とは観察の芸術だ。ありふれた場所で何かおもしろいものを発見する事だ。自分が「何を」見ているかというのはあまり関係ない。それを「どのように見ているか」がすべてである。」

どうしてもこの言葉を残しておきたくて、許可を頂き室内の撮影をさせて頂きました。

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使い方を考える

Posted on 2015/02/20

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GoProがバラエティ番組でヘルメットカメラとして使われ始めて久しいですが、当時からそれに興味はあったもののいざ自分で買うとなるとなかなか上手い使い方が見出せず、丁度良いオモチャだがあと一歩踏み出せない!というもどかしさと格闘した時期がありました。

ところがマルチコプターで空撮を始めたのをきっかけに我が家でも ”ウエアラブルカメラの有る生活” が始まりました。

ただ、私の場合は専ら空撮用途であり、その他の有効的な使い方がなかなか浮かびません。世の中には3軸のコンパクトハンドジンバルなんかも充実してきて、撮りたいものがあるわけでもないのにモノだけは欲しくなってしまうのですが...。

CP+の会場ではSONYのアクションカムがカッコよく展示されていました。スマートフォンとのコンビネーションが素晴らしいですね。これを見ていて気付いたのですが、こうした小型カメラは記録用として使わなくても、モニター用として使うメリットも有るのではないかと。スマートフォンとはWi-Fiでアドホック接続ですから、サドルの下に後ろ向きでマウントしておけばワイヤレスバックモニターの出来上がり。かなりのワイドレンズですしSonyのアクションカムはGoProと違ってモニタリングのディレイが極めて少なくほぼリアルタイムにモニタリング出来ますから実用になりそうな気がします。

その他何か面白い遊び方は無いものかと模索中。

久しぶりにフィルムで撮りたくなる

Posted on 2015/02/19

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当サイトのドメイン ”lomo” はこの ”ロモグラフィー” にちなんでつけたものです。これだけデジタルが進化して日常的になったというのに、今でも色あせる事なくフィルムの魅力を放ち続けている...それがlomoです。

Lomo LC-Aは以前私も所有していたカメラの一つです。一旦は生産を完了したものの世界中のファンの要望に応えるように復活したのがLC-A+。所謂トイカメラにカテゴライズされるおもちゃですが、なかなかどうして、面白い写りをするんですよね。レンズの収差やフィルム独特のコッテリ感を味方につけてデジタルとは違った世界観が表現出来るんです。

最近流行りのInstagramで写真をポストする時に多くの人が画像フィルターを使うのは多分このロモグラフィーに近い感覚なんじゃないかと思います。Lightroomのルックプリセットにあるクロスプロセスなんて典型的なロモワールド。そもそもクロスプロセスはリバーサルとネガの現像工程をひっくり返したものだからして、今どきそんな遊び方をするのはロモくらいのものだとすれば、仕上がりが似てくるのは当然の事。

ピントなんて合っていなくて上等! 写っている画が楽しいかどうか、見てくれた人に楽しさが伝わるかどうか、写真というのは正確に残す事だけが答えではない、それを今でも形にして訴えてくる、貴重な存在ですね。