月別アーカイブ: 2011年9月

夜は寝る事、基本的な事は自分ではなかなか気付かない

Posted on 2011/09/30

秋だからでしょうか、近頃は夜も昼も眠くてたまりません。冬になると動物達が冬眠に入るように、人間も秋から冬にかけては自然と睡眠時間が長くなる気がします。

もともと私は早寝早起きという理想的な生活が出来るほど根性は入ってはおりませんから、放っておけば明るくなる前に寝て、すぐに目覚まし時計で起されるような毎日になってしまうのですが、先日の大島旅行では旅館のペースで生活出来ましたから、たったそれだけの事とは言え、体が普通の人並みになったのかもしれません。昼間は体を動かして、夜は早く寝る...。基本的な事ですがおかげでなんだか体調も良いような気がします。

 

だけど良いサンプル素材が見当たらず...

Posted on 2011/09/29

SIGMA DP1とDP2Xでは同じFoveonセンサーを使っているわりに、RAWデータから現像すると露出オーバー気味の画像でDP2Xの色情報が変に偏るなぁと思っておりましたが、どうやらそれはAdobe Camera RAWを使った場合に発生するということが分かりました。

私のRAWデータ現像環境は、Photoshop標準現像ツールとして機能するAdobe Camera RAWと、SIGMA純正現像ツールPhotoproの二種類ですが、近頃は、Photoshopで加工中もRAWデータの再現像がシームレスに出来るCamera RAW現像ばかりをしていました。SIGMA Photoproも非常に重宝する独自のパラメーターがあるため、必要に応じて使い分けているのですが、こちらはPhotoshopに持っていくのに一旦TIFFの中間ファイルを介在する点で、現像のやり直し作業が発生する場合に少々手間がかかります。

さて、話が少しそれましたが、DP2Xで撮影した画像で部分的に色情報が飽和してしまうようなケースが発生した場合、例えば赤や青のLEDランプの光源を直接撮ったとか、全体的に明るめなシーンで一部分のみ非常に色が濃い被写体があるとか、そういった時、Adobe Camera RAWで現像を行うと本来の色が再現されず、かなり色成分の抜けた白っちゃけた画になってしまいます。その部分を修正しようと各種パラメーターをいじり始めるともう収集がつきません。 私はこれがDP2Xに原因があると思っていました。実際、DP1の時には太陽光を直接フレーミングするとマイクロレンズによる酷いフレアが出たものですが、DP2Xではそれがほぼゼロにまで減っていますし、信号処理をするエンジンも新しいものに更新されていますから、イメージャーが受けた信号をRAWで記録するまでの間の処理に根本的な違いが有るのだろうと先入観を持っていたのでした。

しかし先日、悪条件で撮影された素材をSIGMA Photoproで現像した際、DP2Xならではと感じていた色の飽和状態が殆ど感じられずに仕上がりました。まさかと思い同一素材をAdobe Camera RAWで開くとこれまで通りの癖のある色になりました。 この時点で思い出しました!。Adobe Camera RAWはまだ正式にDP2XのRAW形式をサポートしていません。DP1はサポートしているのですけれど...。それとなく動いてしまうものですからつい正常動作するものと勘違いして操作してしまいますね。

短い秋ならご利用は計画的に

Posted on 2011/09/28

大島旅行の余韻も冷めやらぬ中...その証拠に私の顔は日焼けの余りボロボロになっていて、まだまだ思い出にするには早過ぎますし、実際やり残した事への未練もあったりしますから気持ち的には今週末にでももう一度行きたいくらいですが、旅費宿泊費が馬鹿になりませんし既に予約も取れませんから、またその時が来たら...という楽しみに変えて今は大事に閉まっておこうと思います。

とは言え、関東も急激に涼しくなりいよいよ行楽シーズン到来という時に、予約が取れないからなどという理不尽な理由で何かを諦めるほど私は生温くはございません。こと遊びに関してではありますが...。

なんだか知りませんが来週末もまたカレンダーには赤い文字が連なっております。ならば!という事で急遽計画したのは、”トレンクル1日100km走破の旅”。前々から1日で100kmを超える距離を走ってみたいと思っていましたが、いつもせいぜい70kmどまり。今回の大島に関しても3日で140kmオーバーとは言え、1日の走行距離は68kmが最高でした。

そこで今度は100kmという数字が前提の目的地を設定。箱根温泉までをひた走ります!

我が家からですと片道で丁度100km程度ですから、一泊予定で往復200km走行を計画しています。今のところ100kmは無難に走りきれると想定していますが、問題は疲れが溜まった2日目も同じ距離を走る事ですね。ルート次第だとは思いますが、三原山のあの急坂を経験してしまうと、もう何処へでも走って行けそうな気がしてくるのです。

あと1週間半で決行ですから、今のまま足が鈍らないよう、雨の降らない日は少しでもトレンクルに乗っておこうと思います。

見えない所で対策をしていました

Posted on 2011/09/27

トレンクルで長距離を走ると必ずお尻が痛くなりますが、これはトレンクルというよりも軽量化を意識したSelle ItaliaのFlait というサドルが原因です。以前、私はこのサドルを同じSelleのGELタイプに交換していた時期がありましたが、結局フィッティングの関係でFlaitに戻しています。

今回大島での走行距離は1日50kmを超える事が明確でしたから、お尻の痛み対策として ”CRAFT  BIKE ボクサー パッド付インナーショーツ” なるものを着用していました。ロードレーサーに乗る人にはおなじみの、お尻にスポンジ製パッドが入ったパンツですね。でもトレンクルに乗るのにピタピタのスポーツパンツを履くのは見た目がちょっと...と考え、カジュアルなズボンの下に着用出来るインナーショーツタイプにしたと言う訳です。

多少値は張るものの、それで快適に走れるのなら...という藁にもすがる思いで購入したわけですが、効果の程は ”そこそこある” という程度でしょうか。事実、2日目には多少痛くなりました。インナータイプですからスポンジが薄めなんですね。でも今後長距離乗る際は欠かせないものとなりそうです。

お尻が痛くなっても尚漕ぎ続けるのは結構辛いですからね。

宿泊はどちらへ

Posted on 2011/09/26

 

大島でお土産を買おうと思ったら、元町の船着場近くに3,4件のお店が有るのみで、他にそれらしきところは見当たらず...。空港にもちょっとした売店が有るだけでした。椿が有名らしく椿油をどのお店でも見かけました。

さて、私がどうしても持って帰りたかったもの...それがヤドカリの貝殻。小学生的発想ですが、我が家の水槽ではヤドカリが成長してきて最近窮屈そうにしておりますのでそのお宿を...。

波打ち際で遠くを眺めながら時々貝殻など拾い集めていれば、端から見ると生活に疲れて一人黄昏ているのかと思われたかもしれませんが、こちらとしては真剣に ”お宿” を探していたわけでして。いざその気になって探してみると丁度良い大きさとか、色形の綺麗なもの、欠けたり穴の開いていないものを見つけるのは結構大変ですね。

帰宅後早速水槽に放り込んでみると、早々にヤドカリ君が興味を示して近寄って来ました。今まで相当狭い思いをしていたのでしょうね。周囲に危険が無い事を確認して素早くお引越しをしていました。 人間と同じで欲があるのか、体に似合わず一番大きな宿を手に入れたものの、それを維持するのは大変なようです。初めは必死に踏ん張っていますが、力を抜くと貝殻の重さでパタンッと体にかぶさってしまいます。まるで雀を取るときのバケツの罠のようです。しばらく私も楽しんで見ておりましたが、ヤドカリ君も身分不相応であることに気がついたのでしょう。少し控えめなサイズの貝殻に乗り換えていました。

これまでは苔で汚れた ”お宿” でしたが、”出物の中古物件” に引っ越せてさぞ喜んでいるでしょう。見た目も綺麗で良いですね。

運動会の終わりはいつでも少し寂しい気分

Posted on 2011/09/25

本日無事、お昼の飛行機にて自宅まで帰ってきました。本当は夕方の便を希望していたのですが空席の関係で早めの帰宅となりました。それでも9時開館の ”大島火山博物館” だけは見る事が出来ました。今日は宿から大島空港までと、調布飛行場から自宅までの走行ですから21km。3日間の総走行距離は143.4kmになりました。これまでは50kmを超えると膝が痛くなったりしたものですが今回はへっちゃらでした。距離のわりに相当ヘビーな旅でしたけれど...。

まだまだ気持ちは島に置いてきたままですから、今日はこの3日間を振り返ります。

自宅のMACでパノラマ写真を作成しました。三原山山頂付近から見渡せる360度パノラマを16枚の写真から構成しています。周囲全てを海で囲まれている景色はなかなか珍しいと思いますし、それが一望出来る場所も少ないのではないでしょうか?サーバーへのアップロード容量に制限がありますからフルサイズとはいきませんが、クリックすると拡大表示できます。

  

今回宿泊したのは ”源泉掛け流し” がウリの温泉宿 ”くるみや”。いろんな意味で衝撃を受けましたね。

その一つが温泉がしょっぱい...。そう海水です。伊豆大島は火山の島でありながら昔はなかなか温泉が出なかったと聞きました。ボーリングによって掘り当てた源泉は海面より低い位置なのでしょう。塩分が混ざるのも無理はありません。しかし!驚くのは、シャワーのお湯もしょっぱい...。蛇口から出るお湯も海水という事は全身洗って出てきてもさっぱりするはずもなく...。

究極の選択は、多少ベタベタするのは諦めてそのまま温泉気分を満喫する、ベタベタするのは許せない!から最後は真水で全身を洗い流す。私の性格からして後者となるわけです。夏ももう終わっていますから水道水を全身に浴びるのはそれなりの度胸が試されます。しかも朝と夜の2回、2泊ですから計4回、修業と思って頑張りました。その他話しきれないほど刺激的な宿...。気になる方は是非一度ご利用されると良いかも知れません。

初日の島一周の旅の最中、”大島一周道路” が通行止めがあった事を一昨日の日記に書きましたが、その区間は迂回路が準備されていて、立看板通りに走れば再び一周道路に戻れるのですが、実はそのバイパスされた区間に今回見ておきたかった観光スポット ”筆島” がありました。名前の由来は、海から小さく飛び出た様が筆のようだからなのだと思われますが、これは数万年前の噴火の火道だったようです。そう聞けば尚更見ておきたいと言うもの...。仕方がないのでバイパスにて通り過ぎた通行止め区間を戻り見てきました。海の中に寂しそうに立っていましたね。

道中、火の見やぐらのような防災の鐘を見かけました。なんだか実家のある長野でも昔見た事があるようなないような、懐かしいので思わず立ち止まって写真に収めました。

  

今回の旅は世間的に言えばシーズンオフなのかもしれません。ただ私の場合自転車に乗る事が目的でしたから、逆に真夏では無理なわけでして、この3日間の最高気温は26℃程度でしたが坂を登れば汗だくになるものの、しばらく休憩していると程よく涼しくなる、絶好の自転車日和でした。

でもこんな旅なら宿ではなくてキャンプも良さそうだと思えてきたり...。途中でコテージのような宿泊施設もいくつか目にしました。バーベキューとかしたら楽しいでしょうね。肉を売っているスーパーが何処にあるのか探すのに苦労しそうですけれど...。ただ、注意が必要なのは、大島では決められた場所以外にテントを張ったりしてはいけないようです。

スキューバーダイビングが盛んな場所もありました。野田浜という場所ですが、きっと体験ダイビングやスクールがあるのでしょうね。2日間通りかかりましたが、両日とも学校の授業のごとくダイバーで溢れていました。私も一度体験してみたいですね。水槽を眺めているのとはスケールが違うでしょうから。

ゴジラ。詳しい事は知りませんでしたが、ゴジラの故郷は三原山らしいです。石像があるというので必死で探してしまいました。

  

大島の溶岩は黒いのが特徴であるという事を今日立ち寄った火山博物館の情報で知りました。溶岩もその土地の地質、養分、火山の種類等によって様々な色になるそうですが、大島の場合には真っ黒です。初日に見た海岸の黒さがそれを物語っていたんですね。でも、時には茶色だったり紫だったりする場所も見かけます。トレンクルのスピードで移動していても見つける事が出来たハイコントラストな場所。紫と緑ってこんな派手な組み合わせになるのですね。優しさを感じないごつごつとした溶岩から生命が誕生する自然の強さを感じた気がします。

さていよいよ帰路につきます。大島空港ははっきり言って調布飛行場よりも立派です。でも、登場カウンターに調布飛行場行きの受付が見当たりません。畑違いを承知で、ANAのカウンターに行き「調布飛行場行きはどこですか?」と訪ねると、「あ、一番右のちょっと奥まったところです」と教えてくれました。写真でいうところの右隅の手すりに隠れてしまっている場所...。この二流っぷりがたまりません。搭乗は飛行機まで滑走路を歩きます。大きな飛行機ではあり得ない ”遊覧飛行感覚” が余計にワクワクします。

離陸後、時速360キロで遠ざかる大島をなんとかフレームに収めたくて必死に窓にへばりついてみましたが、全景を入れる事は出来ませんでした。それを撮るならきっと新島や神津島行きに乗れば真横に見えるでしょうね。

楽しかった週末が終わりを迎える寂しさにちょっと切なくなる時間...。

 

この3日間の目的はあくまでトレンクルで島を一周する事。欲を言えば三原山登頂もスケジューリング。そして、普段はなかなか予定通り物事をこなせない私にしては上出来な結果を収めました。

いつもポタリングで立ち寄っていた調布飛行場、飛び立つ飛行機を見ては「あの飛行機はどこへ行くのだろう?」そうか、自宅から飛行場までトレンクルで走れるのなら、そのまま飛行機に積み込めばどこか遠い場所へ行ける...。 そんなところから今回の計画はスタートしました。観光とも少し違う、自転車競技でもない、だからと言って大島に何か目的があるわけでもない、それならそこへ行く過程を楽しもう、わざわざトレンクルで行く意味はそこにあり、昔から私はこういうスタイル。

写真も撮りました。ひたすらペダルを漕いでいたわりには、計460枚を超えました。東京で見つけたらすぐにでもシャッターを切るような瞬間が沢山あり過ぎて、何を撮って良いのか迷う事さえありました。でもやっぱり今回印象に残ったのはこの2枚。時代の背景を知る大人と、明日に希望を重ねる若者。

近い将来、私はもう一度この場所を訪れる気がします。

一人運動会、2日目

Posted on 2011/09/24

  

昨日の教訓がありますから、その1.5倍~2倍近い標高までをトレンクルで駆け上がるのは少々難しいかとも考え、途中までタクシーのトランクに積んで行こうかと迷いましたが、走行距離が少なめである事と、今日は時間に余裕がありますから、ここはいっちょ自分の足だけで三原山山頂を目指そうと決意しました。

三原山に登るには3つのルートがあるとされていますが、私が選んだのは宿から程近い ”三原山登山道路”。名前だけ聞いてもキツそうです。朝9時半出発、近所にある10時開店のスーパーにお願いして9時45分にリポビタンDをゲット、その場で栄養補給。何と言っても昨日の疲れがぜんぜん取れていませんでしたからこうした反則も必要です。

それでもまだ、”なるべくなら自分の足、でもいざとなったらタクシーを呼べば” と考えておりましたが、大島ではSoftbankの電波はふもとの街以外殆ど飛んでおりません!。もう後戻りなしで標高750メートルまでを漕ぎまくります。距離にすると12kmくらいでしょうか。その間下りは勿論、平地も殆どありませんから歩くようなペースで上ります。

漕いでも漕いでも上り坂、カーブを曲がると尚険しい急勾配、普通なら弱音を吐きたくなるところですが、どういうわけか今日はスイスイ走れます。昨日のように汗だくにはなりましたが、GPSが示す高度はグイグイ上がっていき、想像したよりずっと楽に登りきりました。やはりリポビタンDの威力でしょうか?

途中、馬が放牧されているのを見てほのぼのしてみたり、行き交うサイクリストやマラソンランナーの人達と軽い挨拶を交わしながら景色をも楽しむ余裕っぷり。

  

三原山は頂上まで自転車を持ち込むわけにはいきません。山頂付近に駐車場があり皆そこから歩いて頂上を目指すのですが、自転車置き場など準備されているはずもなく、さすがにトレンクルに乗って帰る人はいないでしょうが、歩いて火口一周をするには3時間弱を要しますからずっと停めっぱなしも不安です。

お客さん待ちのタクシーの運転手さんと話し冗談半分で出した結論、お巡りさんの目の行き届くところに停めることに...。そう、三原山山頂付近には駐在所があって可愛い婦警さんが相談に乗ってくれます。停めたのはなんと駐在所の脇。私が居ない間は度々様子を見てくれたようです。ありがとうございました。

活火山である三原山には日常目にしないような装置があちこちに設置されています。地震予知計のようなもので、常に何かを監視しているのでしょうね。不意の噴火でも人々が避難できるようトンネル型シェルターもいくつか目撃しました。

 

観光客が記念写真を撮るために作られたと思われるひな壇の一番高い位置にトレンクルを置いてじっくり写真を撮りました。周囲の人の表情がぽか~んとしているのを感じました...。しかしなんと贅沢なレイアウトでしょう!この景色独り占め。

私は火山の火口を見るのは生まれて初めてかもしれません。三原山は最後の噴火が25年前ですから比較的新しく、それだけに火口がシャープにえぐれていて、正に地獄の底のような感じすらします。あまりに巨大であり、あまりに深すぎてDP2Xの40mmレンズでは収まりません。なぜ今回DP1を持ってこなかったのか?自分でも不思議です。

  

日本で ”砂漠”と名の付く場所はたった一箇所、この三原山にしかありません。それも記念写真を撮る先ほどの場所からは見ることが出来ず、頂上の火口を半周した向こう側に ”裏砂漠” と呼ばれる溶岩で出来た広大な砂漠が広がっています。これも例によってDP2ですからその一部しか写せておりません...。

と、そこに何やら不思議な光景を発見!。私は両目の視力が1.5ですからそれなりに遠くのものまで確認できますが、肉眼でぎりぎり見えるか見えないかくらいの大きさの車が砂漠の中にある山の頂上に止まっています。どう見ても尋常ではありませんし、だいたいどうやってあそこまでたどり着いたのか?人の足でも溶岩で出来た砂利の上は崩れやすく歩きにくいのに、あの車は一歩間違えば谷底へ落ちてしまいそうです。その後少し目を離している隙に車は見えなくなっていました。何事も無かったのでしょうか?行方が心配です。

火口付近からは今もモクモクと湯気が出ていて活火山であることを物語っています。試しに地面に手を当ててみると確かに温かい...。日差しが強かったので太陽に照らされての事でしょうか。

その後、駐在所に預けた自転車を引き取って、楽しみにしていたダウンヒル!。自転車はこの為にあるのではないか?と思うほど快適な下り勾配は平均速度29km/h。平地のポタリングの平均速度が12km/h程度と言えばその凄さが伝わるでしょうか?最高速は勿論45km/hオーバーです。上りに2時間強を要した三原山も下りは15分弱。あっという間です。

でも、この時点でやけに体力が余っていた私はそのまま元町に戻るのも退屈に思えてきて、島の反対方向に下りたのでした。つまりそれはまた大島周遊道路を使って宿のある元町まで長距離ポタリングをしようという魂胆。何で今日の私こんなに元気なんでしょう?

 

今日はどうしてもこの島からの夕日が見たくて、宿の夕食を30分遅らせてもらいました。

対岸に見える伊豆半島の存在が、確かに私がいるこの場所が海の中に点在する島であることを意識させ、いつも見る夕日とは別格の感動を連れてきます。写真を撮る事に夢中になりながらも色々な事を考えました。

到着してたった2日しか過ごしていませんし、明日には東京へ戻るのだけれど、初日に島を1周した事で何となくこの島の空気が感じられましたし、自転車に乗っているだけでいろんな人に声を掛けられ親切にしてもらえました。宿の管理人さん、スーパーの店員さん、おみやげ屋さんのおばちゃん、タクシーの運転手、駐在所のお姉さん、工事現場で旗を振っていたおじさん、同じように自転車で島を走るサイクリスト、スキューバーダイビングのダイバー、外国から来た自転車好きのおじさん、庭の手入れをするおばさん、食事を作ってくれたおばちゃん...。皆が人間らしい生活をしているように見えました。お互いのことを笑い、驚き、楽しみ、感心し、笑顔で別れる...。いつもの東京の暮らしに何か足りなかったものを感じられた気がしたのでした。

何かと不便なこともありますが、私はこの島が好きになりましたね。本日の走行距離52km。(山頂付近徒歩含む)

 

一人運動会、初日

Posted on 2011/09/23

  

運動会のシーズンで、30も半ばを過ぎてメタボも人並みに進行中とくれば、いっちょ体を動かしましょうという週末です。

予定通り、我が家のある西東京市から調布飛行場までをトレンクルで走行し、空港で折畳んで伊豆大島までひとっ飛び。大島を一周するプラン。朝7時に自宅を出発し、8時には空港にてチェックイン。さすがに自転車を持ち込んでいるのは私だけでして、5kgを超える手荷物は超過料金を取られますから、あれもこれもで私は2,000円程度多めに支払いました。それでも往復割引が適用されていますからプラスマイナスゼロ位ですけれど。

20人弱が搭乗可能な小型飛行機の加速力はなかなかのもの。私としてはボーイング767/300が最高に引きが強いと思っていましたがそれを凌ぐかもしれません。小さいだけにフラフラしますし時に斜めにスライドするように飛ぶ瞬間がありますから、飛行機酔いする方にはおススメできませんが...。飛行高度はジャンボのように雲の上!ということはなく ”現実的な高さ” ですね。下がよく見えるので怖さがあります。以前、スカイダイビングをした時より低いと思われますから4,000メートル以下でしょう。

  

調布飛行場から30分程度で大島に到着。遊覧飛行のようにあっけないです。ターミナルを出た所で早速トレンクルを組み立て始めるとタクシーの運転手さんやらお迎えの人やらに声を掛けられて、「高いのかいコレ」とか、「こんなに小さかったらいくら漕いでも進まないでしょ?」とか、「町長さんも折りたたみ自転車が欲しくて懸賞に応募したけど外れたってよ」とか、とにかく会話が弾み皆が注目する中作業続行です。大島の人達は気さくな方が多く皆すれ違いざまに挨拶を交わします。なんだかほっとする島です。

さて、飛行機に自転車を積むときはタイヤの空気を抜いておく!と何処かのサイトで読んでいたので私も右に習えでそうしました。気圧の変化で破裂しないようにするための対策なのだと思いますが、携帯用エアーポンプで空気を入れ始めるとそこでまた、「ほう~便利なものがあるなぁ...」と興味津々、愛想良く笑っておきました。別れ際に島一周の話をすると、「それなら、時計回りに周るよりも反時計回りに周ったほうが坂が少なくて楽だよ」と教えてくれました。こういう情報ありがたいですね。ホテルに荷物だけ預かってもらい、最低限の装備だけで早速島を一周します。実は今回宿泊する宿は夕食が18時に設定されていて、チェックイン時に「18時ですからね!」と念を押されてしまったため、何としてもそれまでに一周50kmを走破して帰って来なければならなくなりました。かなりのプレッシャーです。この時点で時刻は11時。お昼も食べなくてはいけませんし...。

  

  

伊豆大島はあの三原山がありますから火山の島です。陸地は勿論ですが海岸沿いに見えるゴツゴツした岩も溶岩が冷えた姿です。ですから大島の海岸は真っ黒なんですね。初めにこれを見てしまうとちょっと怖い感じすらしました。そして先日の台風15号の影響と思われる被害もあちこちに見られ、道路に大木が転がっていたり、竹や樹木が倒れてきて道を塞いでいます。路面も決して良いとは言えない状況でしたからよく見て走りました。途中でパンクではテンション下がりますからね。

所々で気になる風景があると立ち止まっては写真に収め、また走り出す、そんな繰り返しでした。そして面白い看板を発見!「ワナに注意!」。何の罠だか知りませんがその後は罠にだけは注意して走りました...?!。

でもそんな冗談を言っていられるのも初めのうちだけでした。その後コレでもかというくらい上り坂が待ち受けていました。確かにネットで「6km以上上り坂が続きます」みたいな情報を読んでいましたが、想像を遙かに超えるものでした。ただ長いだけならともかくその急勾配ときたら驚きます。三原山に登っているわけではなく島を周遊するわけですから普通に考えれば標高はそれほど変化しないはずですが、Edge800のGPS計測によると実にその標高差360mを超えており、それって三原山山頂が750m程度と言われていますからその半分まで登ったことになります。あまりにキツすぎてあの軽量なトレンクルを押して歩きました。歩行速度約3km、”夕食抜き” が頭を過ぎりました。

昼食を済ませ真剣に走り始めたのは12時頃でしたから、6時間で50kmを走るためには8.3km/h以上の平均速度が必要です。それも止まらずに走り続けた場合の話、実際は休憩もするでしょうし信号待ちもあります。見どころで写真を撮るため立ち止まれば一気に平均速度は落ちます。これはまずいということになり、上り以外は本気でペダルを漕ぎ続け、最高速度も45km/hを超えていました。無理しすぎて膝が痛くならないようにと祈りながら。

これまで東京都内でポタリングしている程度でEdge 800のバッテリーが無くなることはありませんでしたが、今回は大島一周の前に、自宅から空港までを走っていましたから、後半でディスプレイに表示されるバッテリー残量が心もとなくなりました。しかし、こんな事もあろうかと!今回はUSBで電源供給可能なエネループをサブ電源として持ってきていましたから、徐にUSBケーブルを接続し外部電源供給しながら走りました。Edge 800の最新ファームウェアならこんな使い方も出来るようになっています。

 

伊豆大島の見どころの一つ、”地層大切断面”。高さ30メートル、長さ600メートルにも及ぶと言われ、話によると2万年分の歴史が積み重なって出来た地層なんだとか。確かにこの規模のものでこれだけはっきりとした形の地層は見た事がありません。こんな立派なものですからさぞ人気スポットやらパワースポットになっていて観光客が溢れているだろう?と思いきや、ひとっこひとりいません。私だけ...。そんなものでしょうか。

さてこの地層が見えればゴールまであと数キロです。この辺りも十分な上り坂なのですが、それまでのキツイ山越えを経験してしまうと大した事には感じません。ラストスパートは少し物足りないくらい。真剣に走った島一周は思いの外早く帰ってこれてしまって、16時半にゴールしました。途中、通行止めがあったのには動揺しましたが...。自宅から空港までの距離も入れた全走行距離は68kmでした。

今日最初に掲載した灯台は私のスタート地点でありゴール地点、元町港です。丁度日が傾いていてローソクのように見えないかと撮ってみましたが、もう少し夕暮れのほうが良かったですね。いえ、夕食は欠かせなかったものですから早々にホテルに戻ったのでした。

明日は元気なら三原山登頂を予定しています。今日の上り坂が2倍続くかと思うと、心が折れそうですけれど。

 

iPhoneを皆の手に

Posted on 2011/09/22

何が何でもSoftbankでなければ!という拘りと愛着のある人はともかく、私のように良く繋がるほうが良い!という安易な考えの人にはauからiPhoneが発売になると聞いてちょっと心揺らぐ事でしょう。

これまでも同じような噂は流れたものの実現には至りませんでしたが、今回も嘘か本当か今時点でははっきりしないものの、品川駅構内のデジタルサイネージにまでそのニュースが流れているくらいですから、かなり現実味を帯びたネタです。

情報番組等では随分前から取り上げられている通り、今の日本の携帯電話事業者4社はプラチナバンドと呼ばれる周波数帯の参入希望を出していて、そのうちdocomoとKDDIに関しては既に800MHz帯を保有していると言いますから、残る2社のうちSoftbankが今回一番の注目となると、ユーザーである私は考えます。来年前半に900MHz帯を1社が、後半には700MHz帯を2社が獲得するようですが、もしSoftbankが獲得を成し得ないもしくは後半の700MHz帯に割り当てられた場合、きっと多くの現ユーザーと購入検討をしている人々はauに動くでしょうね。

このまま行くと私のiPhone 3GSは何も変わる事なくSoftbankのiPhone 5へと機種変更になると思いますが、これまでiPhoneが欲しいけれどSoftbankはちょっと...と考えていた方には明るい兆しが見えてきましたね。

今日のニュース

Posted on 2011/09/21

世間的に今日のニュースはやはり想像を超える台風の被害で、Appleファンや映像業界で働く人達にとってのニュースはFinal Cut Pro X 10.01のリリースでしょうね。

まずは台風のニュースから。これに関しては今更触れるまでもないですが、東京都心はJR線の殆どが運転見合わせとなりましたから、私も品川プリンスホテルの上層階でお茶を飲みながら嵐が行き過ぎるのを待ちました。いや、そんな高級店である必要はなかったのですが、こんな時考える事は皆同じですから、腰掛けられるようなお店は何処も人で溢れていて、やむなく高いドリンクを飲む事になりました。帰宅には5時間程を要しましたが怪我無く無事だっただけ良かったと思います。

それにしても台風と言うのは頭上を通り過ぎると嘘のように大人しくなりますね。ビルが倒れるのではないかと心配した強風と土砂降りの雨はいつの間にかやんでいて、外に出た時には道が乾いておりました...。

さて、次のニュース、Apple Final Cut Pro Xについてですが、こちらはAppleがこの夏頃にリリースすると発表していたマイナーバージョンアップですね。これまで評判を二分していた理由の一つだったxmlの入出力対応や、スタートTCの変更、ワンステップトランジションエフェクト、GPU処理によるファイルエクスポートに対応しているようです。また、QuickTimeコーデックに関しても更新されましたから、Apple Intermediate Codec、Apple ProRes、AVC-Intra、DVCPRO HD、HDV、XDCAM HD、XDCAM HD 422、XDCAM EX、MPEG IMX、Uncompress 422、がそれぞれサポートされます。

近頃はサードパーティーからもプラグインが登場するなど、始動の準備は着々といったところでしょうか。