月別アーカイブ: 2016年5月

多くのプロが集まった場所

Posted on 2016/05/31

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本日はトータル7時間にも及ぶセミナーに参加。渋谷ヒカリエホールで開催されたAdobe & Commercial Photo 主催のDIGITAL PHOTO & DESIGN 2016。

私も仕事柄、常々こうしたセミナーの講師をさせて頂いたり、お声かけ頂き参加させて頂く事が多いのですが、ここまで大規模且つ長時間に及ぶイベントというのはなかなか経験がありません。午前11時から夕方18:30までずっとセミナーですからね。しかもメイン開場は500人オーバーのホール満席で、併設されたもう一つの開場でも別のセミナーが行われています。また、場外には機器展示コーナーもあり各メーカーさんがハンズオンを行っています。いった今日1日のセミナーだけでいったいどれだけの人が参加したのでしょう。

PHOTO & DESIGNですから主に広告媒体向けプロフォトワークフローに関する内容、フォトセッション、デバイスセッション、レタッチセッション、Photoshop/Lightroom セッションの4部構成で、並行してベーシックセッションとライティングセッションがそれぞれ2部構成で行われ、途中にはランチセッションなる究極の時間割が導入され、お弁当を食べながらも尚セミナーが続けられるスケジュール構成。さすがに私はお昼だけは外に食べに行きましたけれど...。下の写真はセッション終わりで休憩中の図。

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それぞれのセッションに見る映像表現へのアプローチは様々、最新のデジタルカメラを使って「ほら凄い解像度でしょ」みたいに相変わらず機器のスペック的な事を訴えるアーティスト(勿論それを使いこなせているところがプロなんですが)や、あくまでアプリケーションの機能紹介に重点を置くアーティスト、作品作りの注意点などを語るアーティストなど、聴いている我々の興味の有無に関わらず自分とは異なる着眼点でアウトプットに繋げているところから学ぶ事は多いです。

中でも一番面白くもあり感心させられたのが ”こびとのくつ株式会社” 代表取締役である工藤美樹さんという方のセッション。レタッチャーという専門職はビデオ業界で私のようにワークフローに携わる人からすると今日のセミナーで一番身近に感じたという事もありますが、説明の仕方、内容の濃さ、講師としての姿勢、聞き手の感心の引き方、全てにおいてスタンディングオベーションに値するくらい素晴らしかったです。それからすると普段の私などまだまだだと反省。

現在はNHK ”にっぽんプレミアム” の夏バージョンポスターを制作中との事でしたが本日は既に公開されている春バージョンに関するワークフローをデモしてくれました。高解像度且つ合成レイヤー数が多いので1ファイル45GBくらいとおっしゃっていましたが、本日はそれでもデモ環境に合わせて35GB程度までダウンサイジングして持参されていました。桜の花びら1枚ずつ合成と言っていましたからざっと見ただけでも数百レイヤー。それをPhotoshopのスマートオブジェクトで扱えば45GBになりますね。

しかもアウトプットの画角に合わせてレイアウト変更を行うと言っていましたから気が遠くなる作業です。ポスター向けの縦位置とか、テレビ向けの16:9とか、WEBのヘッダーとか、見る人の視点の移動を用途に応じてコントロールしないといけない為、それを花びらのレイアウトを工夫する事で実現しているのです。合成の馴染ませ方もとても勉強になりました。

いつかこういう人と一緒に仕事がしてみたい...そんなふうに思えるセミナーでした。ひとまず今日覚えた事は今日のうちに復習ですね。

Rainy Monday Morning

Posted on 2016/05/30

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月曜日というだけでどこか体が重く感じるのは私だけではないはずで、次は週の真ん中にあたる水曜日なんだとか。今日はそこに雨のスタートが重なりましたから余程ベリースローリーな1日になるかと思いきや、案外雨音で目覚めた朝は心地よく...。単にトイレに起きる時間と起床が重なったので体に負担を掛けずに起きられたのかもしれません。

まもなく東京にも梅雨がやってきます。40年も生きてきて未だに梅雨の楽しみ方を見つけられずにいます。

乗れば痩せるというものでもないようで

Posted on 2016/05/29

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昨日45km程、本日は20km程走行したトレンクル。毎週末50km以上走っていますからそれなりの運動になっていると思いたい今日この頃、ママチャリペースなので消費カロリーは大した事ないでしょうね。

思えば3月下旬よりダイエットを始め順調に減量を進めたわけですが、ゴールデンウィークの長距離サイクリングをきっかけに摂取カロリーのコントロールが出来なくなり、いつのまにか食べたいだけ食べる...自由な生活に逆戻り。体重も一時は5kg減くらいまで進んだものの現在は完全なるリバウンドを経験しトータル2.5kg減まで逆戻り。

とは言え世間的に見れば私の体重など平均より軽いほうなので大丈夫だとは思うのですが、いつか大きなギャップを乗り越えた反動か何かでご自慢のトレンクルカーボンシートポストがバキッといくんじゃないかと心配も有り。

半分趣味、半分仕事、いや、ほぼ仕事

Posted on 2016/05/28

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今年も恒例のNHK放送技研へ。映像業界は4KだとかHDRだとか話題の新技術まっしぐらですが、基本的にはARIBやらSMPTEやらITUといった規格に ”右に倣え” で進む傾向、ところがNHKさんだけはいつの時代も良い意味で ”我が道を行く” ところがありますから時々勉強しないといけないんですよね。

NHKというと一般的には渋谷にある放送センターを思い浮かべるところ、この技術展示は用賀にある技術研究所です。週末である今日は映像のプロだけでなく子供を含む一般のお客さんが沢山訪れていました。いよいよ8K試験放送が8月から開始されるとあって「Beyond HD」が身近なものになってきましたね。

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今回個人的にこの展示会で収集すべき情報は的が絞られていましたから、それ以外は一般のお客さん同様にピュアな目線で色々見学しました。中でも目を引いたのがこのシート型ディスプレイ。有機ELシートによるディスプレイですから輝度、色域、反応速度、発熱の面で非常に優れているわけですが、それにしてもこのディスプレイの薄さときたらなんと ”2mm” です。裏側に回り込めるようになっていたので覗き込んでみたらコントロール基盤もペラペラで、ディスプレイ裏にテープで貼り付けてある状態。

世の中に流通しているご家庭用テレビの殆どは液晶モデルなわけですが、原理的に動体への追従性が悪く、一昔前と比べれば大分マシにはなったものの有機ELと並べてしまうとその差は歴然。私にとって液晶テレビというのはカメラ性能や編集アプリによる映像補完処理を見分けるのに十分な性能が無く、それを仕事とする以上はリファレンスとなる自宅テレビをおいそれと買い換えるわけにもいかず未だにブラウン管を活用しております。解像度が低くても反応速度の正確さのほうが私にとっては重要なのです。

だからこそ有機ELの流通が非常に気になるわけで...。この際メーカーは問いませんからどんどんご家庭用パネルを作って欲しいんですよね。今のところLGさんの有機ELテレビが市販モデルとして唯一手に入るものですが55インチ以上というサイズが我が家にはいささか大きいわけで...。高いですしね。ちなみに今回NHKさんが展示していたこのシート型ディスプレイもLGさんのパネルを採用していました。

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今日私がここを訪れた一番の目的が8K HDR規格に関する情報収集。高解像度化の波はHDから4Kへ、そして8Kへと移り変わるわけですが、正直高解像度へのシフトというのは規格の面だけで考えればそれほど難しい技術ではありません。ところが色域やガンマと言った映像信号の規格においてはコンテンツ制作過程において考慮しなければならない点が多くあります。

そのうちの一つで2016年現在一番ややこしいと思われるHDR規格。ネット配信や次世代Blue-rayに採用されるガンマカーブPQ(ST2084)の他に、放送系で主流となるHLG(ハイブリッドログガンマ)が存在し、HLGにもイギリスのBBCさんが定義するVariableとNHKさんが定義するSG1.2があったりして、その場でメモを取らなければ翌日には確実に忘れてしまいそうな煩雑っぷり。しかもそれぞれコントラストの定義が異なっていたり、そこにYのみやRGBによる違いもあったりして「誰か教科書を作ってください!」と言いたい気分。まあそれが私の役目だとすれば今日のように規格を作った人達と直接話せる場というのは非常に貴重なわけで...。

さてメモは取りませんでしたが...。

敏感な子供にはさぞ煙かったでしょうに

Posted on 2016/05/27

随分久しぶりですが静岡へ。出張続きも疲れますが、たまの出張はリズムが掴めませんね。

仕事が終わり金曜の混み合った新幹線の便を早め帰路についたのはよいものの、手配できた指定席は喫煙車両。タバコの煙には鈍感な私ですが新幹線の喫煙席は結構しんどいですね。隣でビールを飲まれるのも辛いですが。

そんな喫煙車両に今日は幼稚園くらいの子供が二人乗っていました。チケット手配の関係で禁煙車両が取れなかったのは誰の目にも明らかでしたが、私には煙に霞む子供の姿がちょっと複雑に映りました。

母親はもっと早く手配が出来なかったのか?という当たり前目線もさることながら、仮に喫煙車両でも子供が乗っていると思ったら周囲は多少吸うのを遠慮するとか出来ないものかと。どちらが悪いという事でもないですし、徹底することも難しいですが、人として何かもっと出来ることがあるんじゃないかと。

正論かどうかの論議が全てではありません。思いやりというのはそういうところにあるような気がするのです。

写真加工アプリの中で使い心地はピカイチ

Posted on 2016/05/26

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MuseCamというiPhoneアプリをインストールして使ってみたところなかなか好印象でした。アプリ名からしてカメラアプリのように思われますが撮影と編集の両方の機能を合わせ持つものです。

撮影においては今やiPhone純正カメラアプリでも露出補正までをサポートするなど十分な機能と使い勝手ですが、こちらのアプリは更にマニュアルフォーカス機能が搭載されています。スライダーを操作するとリアルに前ボケや後ボケが発生しますので実際に光学が動いているのでしょうね。スマートフォンカメラでマニュアルフォーカスってどの程度必要とされるのか疑問ではありますが。

そんなカメラアプリより撮影後の編集機能の使い勝手が良い事に私は感心させられました。取り立てて凄い機能が実装されているわけではありませんが、どのパラメーターを調整するにも基本的には一本のスライダーを操作するのみですし、トーンカーブ調整の挙動などはベジェ曲線を操作している時のようなスムーズな反応で、目的とする結果に気持ちよく追い込めます。

また、Undoリストを搭載している為ヒストリーを辿って複数前の調整過程に一気に戻る事も可能です。更に自分の調整パラメーターはCustom Presetとして登録出来るため、同じ調整値を他の写真にワンタッチで反映させルックを揃える事も可能です。機能はパソコンアプリ並みなのに操作はスマートフォンに特化していてなかなか考えられていますね。

欲を言えば、クロップ機能の中に3:2画角、水平垂直のパース調整、ローカルコントラストによる明瞭度の調整が無い点が悔やまれますね。操作性と使い心地の点ではAdobe Lightroom Mobileを上回る感じですので是非次バージョン以降で頑張って欲しいところです。

とは言え、私がこういうiPhoneで写真加工アプリを使うのはパソコンを持ち歩けない時の緊急用なのでそこまで完成されたツールではなくてもなんとかなってしまうんですけどね。

音から季節を感じるなんて良いじゃないですか

Posted on 2016/05/25

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季節限定の心地良さではありますが、風鈴の魅力というのは昔も今も変わりませんね。江戸風鈴の音色の秘密はガラスの切り口のギザギザに隠されているなんて事を聞いた事がありますが、そんな特別高価な物でなくても、ただ風でランダムに鳴り響くだけで私にはどれも結構良い音に聞こえます。

東京ではあまり風鈴をぶら下げているご家庭を見かけませんが「あの音が耳障りだ!」と苦情になったりするのでしょうかね。なんとなくそんな気がして私も自宅には付けられずにいるのですが...。

夢を見る事すら無い

Posted on 2016/05/24

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近ごろ夢を見るという事が無いです。夢といっても小学生に「将来の夢は何ですか?」と聞く夢ではなく、寝ている間に都合よく見る空想の世界。

眠りが浅いと見やすいとか起床前に見るものだとかよくそんな事を耳にしますが、慢性的に寝不足な私にとって眠りは常に浅いですし眠ったと思えば直ぐに起床なのでサイクルもなんだか変で、一般的な概念が通用しないのかもしれませんね。

子供の頃は毎日ぐっすり寝ていたので夢も沢山見て、時にはそのストーリーが楽しかったりもしました。目覚めた途端に内容が薄れていくのもまた不思議で。大人になってからのほうが実は現実逃避したい事って多かったりして、それ故夢を楽しむなんて事が自由に出来たら良いんですけどね。

早寝早起きが大前提だとは思うのですが、近年流行の酸素カプセルってどうなんでしょうね? あれで寝ると頭がすっきりするらしいですが...。

暑さがやってくる

Posted on 2016/05/23

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全国各地で30℃を超える真夏日になったようです。こんな時ばかりは冷房の効いた室内仕事に感謝。冷房と言えば、エアコン取り付け業者の方はこれからが大変な季節でしょうし一番忙しくなる時期でもあると以前我が家にやってきた業者さんが言っていました。

暑いからエアコンつけよう...ピッ!ん? 動かない...「もしもし~」という流れだそうで。

Facebookか何かで見たのですが、小学校の運動会も近年はテント持参で参加するそうですね。テントと言っても学校が準備する日除けの白い屋根ではなく、キャンプで使用するご家庭用のカラフルなドーム型テントみたいなものが観覧席に無数に設置され、見た目はキャンプ場か避難所か!という光景になるようです。それも地球温暖化の影響と呼ぶのでしょうか。

街行く人に見る日傘。この光景は豊かで平和な日本を象徴しているようで嫌いじゃありませんね。

鳴らさずに眺めるもの

Posted on 2016/05/22

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自転車ショップの店員さんにタイヤ幅の話、チェーンの規格の話、ボトムブラケットの性能話など色々聞きました。そして購入したのがベル。店員さんもビックリ!です。今までの話はいったいなんだったのか!という感じで。

雨傘に拘る人はお洒落だと思う。ヒールの靴裏カラーに拘る人もお洒落だと思う。自転車のお洒落はズバリ、ベル!

カスタムショップには夥しい数のパーツが並んでおり、カーボンだのチタンだのデュラエースだのカンパだのとブランド力や定量化された性能でお値段が決まる事の多い昨今、チ〜ン♪と音を出すだけのベルに拘る人がどれ程いるだろう...。まあ私もさほどそこんとこは興味が無かったわけですが、ガラス越しに見つけてしまったこのルックスにやられてしまったのです。

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Spurcycleというメーカーなんでしょうか、予備知識ゼロですからどこぞの物とも分からないこのベル、トレンクルにドンピシャなデザイン。唯一確認したのは対応するハンドル径のみ。トレンクルの22.2mmにも適合。取り付けは簡単で付属のステンレスバンドをハンドルに巻き付けベルを固定する六角ボルトを締めれば完了。とは言えステンレスバンドがアルミハンドルに傷を付けないよう下地としてビニール製保護テープを自作で巻きました。

ロードバイクなどに取り付ける際は90度前傾させるのが基本のようですが空気抵抗を意識しての事でしょうかね。それとも見た目のカッコ良さ? 私の場合は断然直立です。このベルは斜め上からのビジュアルが一番可愛いですからね。寝かせて取り付けるなんて勿体無い...。

昨日の多摩湖サイクリングはこれのおかげで随分楽に走れました。いえ、いたずらに鳴らしながら走ったわけではなく、お気に入りのベルがいつも視界に入ってくるというだけで気持ちが軽くなり走りが変わるのです! 多分乗り心地も若干良くなる!!

冗談はさておき、そんなサイクリング中に山の中で誰もいない状況を見計らって一度だけ鳴らしてみました。チ〜ン♪ というよりキ〜ン♪ という感じの甲高い音。音にこだわってのステンレス&真鍮という素材チョイスらしいです。トレンクル純正ベルが15gなのに対しこちらはオール金属の為40g。アンチ軽量化ベルではありますが見た目の為のメタボはこの際我慢する事にします。

それはそうと私は自転車でベルってまず使わないんですけどね。なんだか紳士的な感じがしませんで...。だからこそ見た目で勝負なのです。